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交々(こもごも) 1 多くのものが入り混じっているさま。また、次々に現れてくるさま。…

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交々(こもごも) 1 多くのものが入り混じっているさま。また、次々に現れてくるさま。 2 互いに入れ替わるさま。かわるがわる。互いに。

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いまワインについて思うこと。

空前のブーム到来?と感じたのも束の間、もはやコモディティ化してしまった感のある「ヴァン・ナチュール」いまは「自然派ワイン」と呼ぶべきか。 イベント出店など、友人…

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1年前
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それでもねっとりうっとりしたいのさ。

偏っていたり、一貫していたりする嗜好なんだけれど。歳を重ねるにつれ、苦手になってきたものがある。 たとえば、焼肉屋。肉の階級が声高にアピールされる世の中だが、A5…

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1年前

失恋の味と言えなくはない。

届いたばかりの菜の花と柑橘と、気長に20分茹であげたヴィチドーミニ。ほろ苦さと甘酸っぱさと、まるで切ない恋のようなドラマティックな出来あがり。 たくさんのことを思…

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1年前
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いまワインについて思うこと。

いまワインについて思うこと。

空前のブーム到来?と感じたのも束の間、もはやコモディティ化してしまった感のある「ヴァン・ナチュール」いまは「自然派ワイン」と呼ぶべきか。

イベント出店など、友人たちの手伝いでワインをセレクトしたりサーブしたりすることもあるけれど、ワインを仕事にしているわけでもないし、専門的に語れることは少ないんだけれど。

ヴァン・ナチュールにロックを感じていたあの時代から、素人ながらそれなりに飲んできたと思う

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それでもねっとりうっとりしたいのさ。

それでもねっとりうっとりしたいのさ。

偏っていたり、一貫していたりする嗜好なんだけれど。歳を重ねるにつれ、苦手になってきたものがある。

たとえば、焼肉屋。肉の階級が声高にアピールされる世の中だが、A5なんてもっての外。ハラミくらいをちょこちょこ焼くくらいが関の山。いつの頃からか、肉は分厚いのを焼いて寝かすものだと覚えてしまったので、もはや網で焼いてすぐ食べる意味もよくわからない。赤身のステーキなら、まだまだいくらでも食べられる自信が

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失恋の味と言えなくはない。

失恋の味と言えなくはない。

届いたばかりの菜の花と柑橘と、気長に20分茹であげたヴィチドーミニ。ほろ苦さと甘酸っぱさと、まるで切ない恋のようなドラマティックな出来あがり。

たくさんのことを思い返しながら、独りムシャムシャと頬張る。忘れたくないくらい、美味しかった。

また春が来る頃に、思い出すのかな?

菜の花と柑橘のフジッリ・カサレッチ

菜の花は、さっと塩茹でする。
柑橘は種をとりながら、丁寧にむく。

刻んだニンニク

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