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交々(こもごも) 1 多くのものが入り混じっているさま。また、次々に現れてくるさま。…

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交々(こもごも) 1 多くのものが入り混じっているさま。また、次々に現れてくるさま。 2 互いに入れ替わるさま。かわるがわる。互いに。

最近の記事

いまワインについて思うこと。

空前のブーム到来?と感じたのも束の間、もはやコモディティ化してしまった感のある「ヴァン・ナチュール」いまは「自然派ワイン」と呼ぶべきか。 イベント出店など、友人たちの手伝いでワインをセレクトしたりサーブしたりすることもあるけれど、ワインを仕事にしているわけでもないし、専門的に語れることは少ないんだけれど。 ヴァン・ナチュールにロックを感じていたあの時代から、素人ながらそれなりに飲んできたと思う。「ワインは人を繋ぐ」と、みんなでテーブルを囲むのが、なによりも好きだし。おかげ

    • それでもねっとりうっとりしたいのさ。

      偏っていたり、一貫していたりする嗜好なんだけれど。歳を重ねるにつれ、苦手になってきたものがある。 たとえば、焼肉屋。肉の階級が声高にアピールされる世の中だが、A5なんてもっての外。ハラミくらいをちょこちょこ焼くくらいが関の山。いつの頃からか、肉は分厚いのを焼いて寝かすものだと覚えてしまったので、もはや網で焼いてすぐ食べる意味もよくわからない。赤身のステーキなら、まだまだいくらでも食べられる自信がある(なんの自信)。 あぁ、焼いたカルビを刷毛にして、タレが染み込んだ大ライス

      • 失恋の味と言えなくはない。

        届いたばかりの菜の花と柑橘と、気長に20分茹であげたヴィチドーミニ。ほろ苦さと甘酸っぱさと、まるで切ない恋のようなドラマティックな出来あがり。 たくさんのことを思い返しながら、独りムシャムシャと頬張る。忘れたくないくらい、美味しかった。 また春が来る頃に、思い出すのかな? 菜の花と柑橘のフジッリ・カサレッチ 菜の花は、さっと塩茹でする。 柑橘は種をとりながら、丁寧にむく。 刻んだニンニクの香りをオリーブオイルにうつす。味付けは、ろくすけの塩とホワイトペッパーだけ。隠

      いまワインについて思うこと。