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メイトリックス大佐の戦術書。その一 経済指標とバタフライ・エフェクト。



ごきげんよう諸君。

投資コマンドー部隊大佐のジョン・メイトリックスだ。
投資や経済に纏わる疑問をマッチョに解決。
投資に必要な物は筋肉。
あらゆる投資の戦場を駆け巡ってきた
メイトリックス大佐のnoteだ。

今回は新たなシリーズとして、
「メイトリックス大佐の戦術書」という日記のコーナーを設けた。
このコーナーは週に一回更新予定だ。

私が投資という戦場の中で培ってきた
論理と生存戦略、物事の考え方について
マッチョに論じていきたい。

今回の記事で私が伝えたい事とは

情報を紐解くには
まず起点を知る事である。

という事だ。

なお、今回から画像を AI Bingによって生成したものを
活用していく予定だ。

第一回目となる今回のテーマは

 

バタフライエフェクト

諸君らは「バタフライエフェクト」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
日本では 風が吹けば桶屋が儲かる。
といったことわざがあるが
意味としてはバタフライエフェクトと同じである。

バタフライエフェクトとは

カオス理論(初動が少し違えば後に大きな違いをもたらす事)
を端的に述べたものだが
例えば
ブラジルの1匹のの羽ばたきは
遠く離れたテキサスで竜巻を引き起こすか?
という一つの一見無関係に見える事象が、実は深くつながっているという
現象だ。

経済指標もまた、バタフライエフェクトの一例と言えるだろう。

経済指標を点で捉えず曲線として見る。


経済、景気の調子を数値化、視覚化した経済指標は
それぞれが独立して存在するのではなく、相互に影響を及ぼし合っている。

以下の経済指標は
事の始まり、起点となるであろう指標を
順番で並び替えてみたものだ。


経済の動向が必ずしも一方通行とは限らないが
因果とまでは言わずとも
少なくとも相関はある。

  1. 金利政策:中央銀行が金利を設定する。これは経済の加熱または冷却を試みる手段であり、他の多くの指標に影響を及ぼす。
     ↓

  2. 非農業部門雇用者数:雇用情勢が改善されると、個人の所得が増加し、それが消費につながる。

  3. 失業率:失業率が高いと、消費が減少し、経済成長が鈍化する可能性がある。

  4. 個人消費:雇用と所得が増加すると、個人消費が増加し、経済成長を促進する。

  5. GDP(国内総生産):上記のすべての要素が結集して、国の総生産(GDP)に影響を及ぼす。

  6. インフレ率:経済が加熱すると、物価が上昇し(インフレ)、これが中央銀行の金利政策に影響を及ぼす。

  7. 株価:上記のすべての要素が投資家の期待に影響を及ぼし、これが株価に反映される。

  8. 貿易収支:国内の経済状況が輸出入に影響を及ぼし、これが貿易収支に影響を及ぼす。

前述の通り
これらの指標は相互に影響を及ぼし合うため、一方向の因果関係を明確に示すことは難しい。また、他の多くの要素(例えば政策変更、技術革新、国際事情など)もこれらの指標に影響を及ぼす可能性がある。したがって、これらの指標を解釈する際は、常にそのような要素を考慮に入れる必要がある。

経済指標は点で捉えるのではなく、線やつながりを意識することが大事だ。それぞれの指標がどのように他の指標に影響を及ぼし、全体の経済状況にどのように反映されるのかを理解することが、経済の動きを把握する上で重要となる。



今回の記事は以上だ。
ユーザーにとって有意義なものとなってくれたら幸いだ。
見てくれてありがとう。

I'll be back。また会おう。


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