部下に辞められるのが怖い、を解決する方法【中小企業経営者必見】
こんにちは、対話の専門家 田口淳之介です。
セミナー中やパーソナルセッションでよく「部下に辞められるのが怖い」というご相談を受けてきました。
ボク自身、この恐怖は死ぬほどわかります。
「あの~、ちょっとお時間いいですか?」
この一言は今でもトラウマと言っても過言ではないくらい。
本記事では経営者・幹部のトラウマになる「部下に辞められるのが怖い」という感情にどう向き合い、どう解決したらいいのかをお伝えしていきます。
「部下に辞められるのが怖い」という感情が大きくなりすぎると次のような問題を引き起こします。
言いたいことが言えなく人間関係を悪化させる
人材育成に支障が出る
部下の顔色ばかり伺い、とにかくストレスがたまる
チームマネジメントがうまく機能しない
業績が悪化する
本記事を読んで、「部下に辞められるのが怖い」という感情に対する向き合い方を知れば、ストレスは減り、選択すべき行動がハッキリとわかります。
部下に辞められるのが怖い、という感情に向き合う
最初にすべきこと。それは、「部下に辞められるのが怖い」を分解し見ていくことです。
ここでいう「怖い」は2つの意味があります。
ひとつは、業務に支障が出てしまう、または売上が減少してしまう怖れ。
仕事が属人化していると、人がひとり辞めるだけで業務に大きな影響が出ます。また、エステや美容師のようなに「手に職」系の仕事も、ひとりの退職が店舗運営に大きな影響を与えることがあります。
もう一つの意味は、「人が自分の元を離れていくのが嫌」といった感情的なものです。
人によっては、この怖れが強い人もいます。人が離れていくことを「裏切り」のように感じている方、また「自分に至らないところがあったのだ」と考えてしまう方は、自動的に部下が辞めることに負の感情を抱くのです。
「部下に辞められるのが怖い」には、2つの意味があります。
まず、自分が感じている「怖い」という感情は、どのような考えからくるのかを見極めることが、まずは対策の第一歩になります。
※多くのケースでは、業務に支障が出てしまうパターンと「人が離れていくのが嫌」という感情的な理由が、入り混じっている。
部下に辞められるのが怖い、を解決する3つの行動
「部下に辞められるのが怖い」と感じている理由がわかれば、選択すべき対策は次の3つです。
属人化している仕事を可能な限り、誰でもできるように標準化(マニュアル化)していく
「どんな仲間と一緒に働きたいのか」を考え抜く
採用を見直し、自分が一緒に働きたい人を集める
このようにお伝えすると、「いや、そんな簡単なことじゃないだろ!」とか「このご時世に、うちの会社に来てくれるような人はいない」といった声が聞こえてきそうです。
ボクも、中小零細企業を取り巻く厳しい現実を知っています。だから、このような反論が出るのも理解できます。
ただ、そのような現実を打破していくのが経営者、幹部の仕事です。厳しい時代だからといって、何もしないのであれば、ストレスをためこみ経営がつまらなくなるだけです。
部下に辞められるのが怖くて、半分言いなり状態という辛い状況から、その現状を変え新しい採用の施策を行っていくには3ヶ月~6ヶ月かかります。
執着を手放し、ニュートラルな人間関係を築く
「部下に辞められるのが怖い」という感情は、立場を二極化してしまいます。
まるで、パートナーとの別れが怖くて執着しているような状態。言いなりになってしまう人が、相手をつけあがらせてしまうのと、力学的には同じことが起こっています。
この状態を解消するのは、「怖れ」の感情をしっかりと見つめ、自分が現段階でできる行動をしっかりと選択していかなくてはいけません。
そうすることによって、上司と部下の関係は、健全な関係性へと変化していきます。
ひとりで向き合うのがシンドいと感じている場合は!
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これまで対話の専門家として、そしてセラピストとして膨大な数のお悩みにのってきた実績と専門的なコミュニケーション手法を用いて、本気でボクがクライアントさんに向き合います。
あなたの半径5メートルを対話のある世界に-🎶
最後までお読みいただきありがとうございます。
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