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夫婦で仕事しています。本音でちゃんと話せなくて仕事が辛いです

「私たちは夫婦で経営に携わっています。仕事での役割分担は自然とできているのですが、コトあるごとに衝突しています。というか、私がイライラして妻に理詰めで詰め寄ってしまうのです。本当はちゃんと話したいのですが、なかなかうまくいきません。どうしたらいいですか?」

パーソナルセッションでよくご相談されるテーマです。

中小企業庁の事業環境部が発表している資料の中に、 資本金1億円未満の企業では同族会社の割合は約97%(平成19年度)とあります。

この数字から見ても、夫婦で協力しながら経営している中小企業が多いのは想像がつくわけで、パーソナルセッションで夫妻の関係性についての相談が多いのも頷けます。

冒頭でご紹介した相談内容はよくあるケースですが、夫・妻との関係性が逆の場合もあります。


「男女の仲」と「ビジネスパートナー」というふたつの関係性

ある意味、夫婦で経営に携わるのは「難しい」と感じてもムリのないことです。

というのも「男女の仲」と「ビジネスパートナー」というふたつの関係性を、ハッキリと区切ること自体にムリがあるからです。

男女としては仲がいい。しかし仕事に関してはやり方や大切にしている価値観が異なる。
男女としてはそれほど仲良くない。けど仕事のパートナーとしては申し分ない。

どちらにしても、少し寂しさを感じるわけで。

では、「男女としてもビジネスパートナーとしても支え合う関係性」は実現可能なのでしょうか?

結論から言えば、可能です。

ただし、それはふたりの相性が大きく影響します。また「対話によってお互いを深く理解し合う意欲」があってこそ実現可能なことです。

セッションでよく行う方法の一つを紹介します。

パートナーに伝えていることを話してもらいます。

その時、聞き手である私がパートナーの役をします。
話を聞き終わったら、私がどんな気持ちを感じたのか細かくフィードバックを行う。

このプロセスを経て、一つのできごとが相手からはどのように見えているのかを理解していきます。と、同時に適切な言葉選びをアドバイスさせてもらっています。

上記であげた方法はあくまでも一例ですが、その効果は計り知れません。

パートナーとのコミュニケーションがうまくいかないよくある原因は

○「これくらいはわかっているはず」という思い込み
○「これくらいは言わずともわかって欲しい」という甘え

もしくは、男性・女性に対する理解の欠如が主な原因です。

相手の考えを理解し、気持ちに共感する意欲。
自分の考えを相手に理解してもらうための意欲。

その意欲をカタチにする技術を身につけていけば、「男女としてもビジネスパートナーとしても支え合う関係性」を構築していくことは不可能ではありません。


まとめ

男女の関係に共通の正解なんて何一つありません。
当然、夫婦の関係にも共通の正解なんてないのです。

ただ、2人で話し合って2人だけの正解を創造していくことは可能です。

そして、2人だけの正解が拡大し、その正解に共感共鳴した人たちが仲間になったり顧客になってくれます。

ぜひ、パートナーと共にビジネスに関わっている人こそ、対話の力を知ってもらいたいと思います。


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