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第20の扉「仕事・キャリアベクトル」キャリア開発24の扉読書会

昨日の「キャリア開発24の扉」読書会のテーマは、
第20の扉「仕事・キャリアベクトル」

懐かしい、数学と物理のベクトルの話~

ベクトル:大きさと方向持った量のこと

2つの力が同じ大きさで同じ向きなら、合力は、2倍になる。
2つの力が同じ大きさで無期が反対なら、合力はなかったものとなる。つまり0

ある程度同じ方向のベクトルのほうが心地良い

これを仕事で表すと、
会社や組織が持っているベクトルと、一人ひとりの社員が持っているベクトル合わせると会社組織も成長するが、社員も自分のスキルやキャリアが成長する。スピードも早く回転する。
そして、多くの社員が同じ方向のベクトルを持っていると更に好循環になる。

しかし、30°、60°ずれていたりすると、
個人が出し切れる力を組織の成長には少ししか使ってないことになる。

さらに、90°だと、組織の目指す目標には、力を発揮せず。

90°以上になると組織の進む力を削ぐことにもなる。
ましてや反対の方向180°になると邪魔しているしかない。

組織として思いを社内のどれだけ伝えているか?

この話を聞いて、
会社の方向と部署の方向がずれていたり、
会社の方向と全社員の方向が真反対だったりする組織もあるなぁという話になった。

会社・トップが、何を思いそれをどう周りに伝えていくか、
そして共有していくか、お飾りの企業理念やビジョンじゃ伝わるわけがない。

そしてその思いを管理職が理解しているかも重要になってくる。
特に管理職が多くいるようなところは、
勤務年数や実績がいいからと管理職にしているようでは、
本来の管理職のしごとである会社の思いを社員に伝え、社員の考えを吸収し会社全体に反映していくということができていない事が多々ある。

つまり零細企業は社長が肝だし、中小企業以上は、管理職が肝になるんだなあと、

社内の情報の透明化 IT化・DX化

ココでも出てきた情報の透明化の話。
社員にも社長にも隠ししたいことが多ければ、こんな意識統一ができるわけがない。

IT化とか、DX化とかまさにこの部分だと思う。

社内の情報の透明化に使うべきだと思う。

社長が何を考え、社員が今どう動いているか、そしてその結果何が起こっているのか、

部署が違うからわからない。しらなくてもいい。
上の人は何を考えているかわからない。 下のものは何を考えているかわからない。

そんな組織じゃイノベーションは起きない

そういうことが続けば、下の人にはこういう仕事をさせておけとなり、トップや管理職が考えれる以上のことはできなくなる。つまりイノベーション(変革)なんて起きるはずがない。

社長がよく新聞やニュースを見てうちの会社にもイノベーションをとか言うけど、社員が余裕がなく、自分の思いを持って動かない限りそんなもんは起きませんw

ということで、社内情報の透明化と、トップや管理職が図4の扉の人間理解力や概念化能力が必要ということだ。
人間理解力は、相手が何を考えどう思っているか、相手を尊重し、相手の考えに寄り添う。
概念化能力は、今からあるべき姿を言葉にし、形にし、相手に伝える能力。会社の方向性や考え方を噛み砕いてわかりやすく伝え、相手に理解してもらう能力。

これを日々やっていかないと、会社は、空中分解するか、停滞してしまう。

という話をしました。

打ち合わせ中に、社長と社員が口論

で、思い出したことがあった。システム開発しているうちの会社は、お客様先で打ち合わせをさせて頂く。

社員に個別にあっているときには、うちの社長は頭が固いから言ってもわからないんですよねぇ。といい。
社長にあって話しているときには、うちのスタッフは言ったことしかいしない。新しいことをしようとしない。と。

実際に、一緒の席で打ち合わせを始めると、社長とスタッフが口論になることもある。
その会社にとって儲かるのか、スタッフの作業が楽になるか面倒になるか、その会社にとってのお客様がどう喜んでくれるか、社会にとって自分たちがやろうとしていることはどのくらい役に立つのか、世の中をこれをやることでどういう方向に持っていきたいのか。
などを共有せずに打ち合わせに臨むとこんなことになります。

特に、多いのが、社長の会社が儲かるかどうか、とスタッフの作業が大変にならないかどうかだけを考えると衝突が多くなりますね。

ということで、社内のベクトルをトップがまず常に伝えていくこと、
社員もそれを気にしながら、合わせるのではなく、自分のキャリアと向き合うこと。

少しぐらいずれてたほうがイノベーションも起きやすいからですね。

ということで、今回はベクトルの話。楽しかったです。

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