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効率化、生産性向上が会社から余裕を奪う!?第7の扉

まとまってないけど、とりあえず、備忘録

昨日のキャリア開発の読書会は、第7の扉 SL理論®でした。

実は、2021年12月にこの読書会で気づいたのが、今取り組んでいるプロジェクト「週2正社員」でした。

その当時のnoteは、
きづいちゃった。「フルタイムの雇用にこだわらない働き方」が抱えている課題 (第7の扉)【リーダーシップ】
https://note.com/comlog/n/neaef3ce04f7d

つまり、この読書会で、フルタイムにこだわらない働き方に、何が足りないか、何が必要なのかと、気づいたのです。

今回の読書会では、前回書いているので、書き留めることもないかなぁと思っていたのですが、やはり皆さんと話すと、気づく点があるものですね。

リーダーシップ論で、上司が部下に、部下が上司に、目的の方向に動いてもらうために相手がどの立場なのか?が重要で、その立場によって、指示・命令や、支援・助言の仕方が変わってくる。という話、

相手が【教示】【説得】【参加】【委任】のどの状態にあるかが重要だと。

で、ここで私が質問をした、
状況はどうやって判断するのか?観察しかないのか?と、
そうするとフォロワー(リーダーに対して、それを受けとめる側のこと)の言動で判断できる部分もある。詳しくは、
「入門から応用へ 行動科学の展開[新板]-人的資源の活用」にかかれているとのことでしたが、フォロワーが発している言葉や行動にヒントがあると。

状態を判断をして、逆効果になる指示
【教示】の時に放置したり、【委任】の時に指示しすぎたりすると、会社をやめてしまう。もちろん受ける側も自分がどの状態かもと知っておいたほうが、なぜこの指示や放置なんだろうと理解できる。

なので、やめさせたいと思ったら、そんな使い方もできるが。
最近の若い子は、すぐ辞める、我慢が足りない。と言われるのは、このへんじゃないかなと気づいた。

つまり、上司が、部下を観察する余裕がなくなっている。もちろん飲み会を開くとか、やプラーベートに踏み込めばいいという話でもなく、仕事に余裕がなくなっているんじゃないかと。

コンピュータが出てきて瞬時に分析できるようになった。次から次へと判断するべきことが多くなった。また、コストパフォーマンスや、業務効率化、生産性向上が叫ばれ始めて、業務に余裕を産まなくなったんじゃないかな。部下を観察していても、生産性は上がらない、スキマ時間があれば、仕事をしろと。さらに輪をかけたのが、就職氷河期。つまり人員を採用できなくなった。そして、会社に余裕がなくなった。
その影響で、新人さんは観察されなくなった。育まれなくなった。

そういえば、私が高校の時に、新設校だった母校は比較的早めにパソコンが入ってた。その先生たちがこぼしていた言葉、平均や偏差値、個人やクラスの成績推移など瞬時に出るようになった。ただ、数字がたくさん出てきて逆にやることや考えることが増えたと。
そんな話を先生たちから聞いていたのを思い出した。

つまり、資本主義社会で、生産性、効率化を求め続けていることが、社員の幸せや、働く幸せを奪っているんじゃないだろうか?

最近の私のテーマでもある 「余裕を持とう!」 これに尽きると思った夜だった。

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