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期限付き通貨の重要性に気づいたら、江戸時代には存在していた!

新井 和宏著「あたらしいお金の教科書」にもでてくる期限付き通貨の重要性

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現在お金は、腐らないからためておける。貯めて持っている方が、強い。
人から搾取してでも、だまし取ってでも、お金を持っている方が偉いと勘違いする。

また近年、投資という名の投機が多くなり、お金を持っている人しか参加できないマネーゲーム。さらにお金を持っている人がよりお金を持つといった貧富格差が広がっている。

金持ちはより金持ちに、貧乏はより貧乏に。

これが世界規模で起きている。

搾取モデルは、お金だけでもない。労働の搾取も行われている。
発展途上国では、ファッション業界やチョコレートの収穫に、子供たちを低賃金で働かせ学校にも行かせない状態だったりするのです。そして、大量生産・大量消費をし低価格で販売をしているしわ寄せが発展途上国の子供たちに行っているのです。それだけではなく、国内の中小企業の仕事を奪ったり、大量生産には、売れ残ったものを大量破棄につながります。もちろんそれは環境にも悪影響があります。

さらに、利益を得ているのは、国際的な大手企業だけ、そのオーナーや株主だけだったりしてます。つまりまたさらにお金持ちがお金持ちになる仕組みができあがっているのです。

お金を多く持ったほうが本当に安心でしょうか? 幸せでしょうか?
ある程度は必要なことはわかっていますが、環境を子供たちを犠牲にしてまで儲けることが果たして幸せにつながるでしょうか?


今、私は、ベーシックインカムについて調べたり考えたりしています。

その中でも、生活に必要なお金(=ライスワーク)は、ベーシックインカムで賄えればいいなと思っていますが、これをどんどん溜め込むと結局今までと一緒になるのです。去年のコロナ対策として支給された10万円が貯蓄に回されたように。

なので、有効期限付きの通貨、腐るお金が必要なんじゃないかと考えています。

これを実現できるのが、キャッシュレス・デジタル通貨だと思っています。
で、これもまだまだ超えなきゃいけない障壁もありますが、理想だなと思っています。

そんな中、あるYOUTUBE「明治時代に変わったこと」という内容を見ていたら、
夜這いの禁止令や、散髪脱刀令とともに 米本位制から金本位制へとの内容が紹介されていました。

あ!と気づきました。 米本位制って 腐るお金じゃん! 期限付き通貨じゃんって。
武士は、米で報酬を配布されていたし、農民は税金として米を収めていたのです。


米なので、新米から古米になると価値も下がります。 その前に他の農機具や食べ物と交換しなくてはいけないです。

これって究極の循環社会であり、富が一部に偏らないようにする工夫だったのです。


今更 米本位制には戻せないでしょうが、デジタル通貨を使うことで、有効期限付きのお金は作りやすくなっています。

ということで、まだまだこのテーマ勉強することがたくさんありそうで、面白いです!

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