１２月の誕生日のフルーツは、「柿（かき）」です。１２月の誕生日の皆様おめでとうございます。
１２月のくだものは、「柿（かき）」です。
界 植物界
被子植物
真正双子葉類
コア真正双子葉類
キク類
カキノキ科
カキノキ属
ことし、ずっと果物を分類してきて、キク類は初めてかも
バラ類に属することが多かった。
柿は、英語では、パーシモンと呼ばれると言われるが、
ヨーロッパや北アメリカには、日本から広がったことから
海外でも、KAKI（かき）と呼ばれることが多いらしい
英語では、カキ・フルーツ（kaki fruit）、ドイツ語フランス語でも、たいていカキ（kaki）の名前で通っているとのこと
（パーシモンは、アメリカ東部原生のごく小さいアメリカガキをさし、いわゆる日本の柿とは種が違います。ゴルフのクラブに使われるパーシモンは、アメリカガキの硬い材からつくられている）
柿の生産量
日本原産とも言われているが、実際のところはわからないらしい。
日本、韓国、中国を中心に栽培されている。
国別の生産量は、中国183万トン、韓国25万トン、日本23万トンと上位が東アジアが締めている。
日本では、和歌山、奈良、福岡の順
一般に実が渋い「渋柿」と、実が甘い「甘柿」に大別され、さらに渋の多寡、種子の有無、渋の抜け方でさらに完全甘柿と不完全甘柿、不完全渋柿と完全渋柿に分けられる。
渋柿のほうが原種にちかい。
接ぎ木で栽培することが多いので、桃栗三年柿八年と言われているが、４年ほどで実をつける。さらに、品種改良に関しては、甘柿同士の交配でも渋柿になることがあるという。
日本では、弥生時代から栽培されていたのではと言われていて、鎌倉時代の遺跡から栽培目的で植栽が行われてきた。
渋柿の渋の原因は、タンニンで甘柿も含まれている。
柿と杮 ２つの字は違う！
漢字で書くと 柿とかくが、杮と違うことを書いておこうと思う。
フォントの種類によっては、全く同じように見えるが
「柿（かき）」は、右側のつくりの部分は「市」で、上部は「なべぶた」（横棒の上に点が乗っている）。 一方「杮（こけら）」は1本の縦棒が横棒を突き抜ける形で、上から下までつながっているのです。
杮（こけら）は、杮落としとして主に使われる言葉ですが、材木を削った木片。けずりくずのことで、建築現場でそれらを払い落として新築の舞台を行うということで使われるみたいです。
また、柿には、甘柿と渋柿があり、そのまま食べるもの甘柿と、渋を取るために干したりする干し柿や、渋を防腐用の塗料等として使ったりすることもある。
柿の言葉
さて、今月の果物、「柿（かき）」の言葉
「不言実行 忍耐 富 豊満」
渋柿で口をつむぐが、皮をむかれて、軒に干されて、耐えに耐えて
甘いか気になるということでしょうか？
不言実行、そして、忍耐という言葉は、渋柿から来ているようです。
また富と豊満は、
柿を作ればその農家に富があるという富有柿としても、名前につけられていたり、。
富有柿は、豊満な形でふっくらとして丸みがあると例えられています。
渋柿の不言実行・忍耐
甘柿の富・豊満
といった感じでしょうか？
年も押し迫った１２月、今年一年を振り返ると、
あなたは、渋柿だったでしょうか？甘柿だったでしょうか？
今年も不言実行で耐えているのかもしれませんが、
来年の今頃は、富と豊満な実がなっているかもしれません。
もちろん、何の努力もせずに、富と豊満は実りません。
渋柿だったとしても、熟してとろとろになるまで待つとおいしい柿になります。
慌てて食べて、渋い顔をしていたり、渋柿に当たってしまったと周りに当たったり、
蟹にぶつけたりしていないでしょうか？
まだ食べ頃でなかったら、ゆっくり待ちましょう。
いずれ春が来ますよ。
どうすれば渋が取れるのか？美味しく食べらるのか？
ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか？
ちなみに、私は、渋柿も好きですが、少し歯ごたえのある甘柿が好きです。
2023年2月から2024年1月までは、誕生日のフルーツ特集とさせていただきます。
拙い私の字と、イラストで画像を作らせていただきました。
誕生日のフルーツは、こちらを参考にさせていただきました。
誕生月果
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