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日記#8 あけまして6日目

2021/1/6 

例年の如く、読みきれない数の本をリストアップして、見切れない量のDVDをTSUTAYAで調達して迎えた年末年始は、ほぼ未消化のまま今日、終わろうとしている。残されたのは、少し太って、より多くの睡眠時間が必要になった私の体だけだ。

量より質と言うと都合がいいが、ひたすら一冊の本と格闘していた。
大切な人が自ら死にたいと思ったとき、それを禁ずることはできないと思う。能力としてでなく、資格として。己の身体と魂を統べるのは、生の最後まで本人以外であってはいけない。けれど、最後まで「私は死んでほしくない」ことを伝えるし、それが届く可能性のある関係性を築いていたいと思う。


そうそう、新年だからって、25歳になる年だからって、気負いすぎないようにと思っていますが、やっぱり新しいことを始めるのにはぴったりな新年でして。念願だった24節気72候のカレンダーをトイレにかけたら、至極気持ちが良いです。今は、芹乃栄(せりすなわちさかう)。「寒の入りとはいえ、縮こまってばかりいられません。清らかな冷たい水のそばでは、芹の緑が萌えているのですから。」ですって。1月の水辺に生える芹に比べたら明日の仕事始めなんて、なんのそのに違いないです。


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