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楽天で寄付金控除をうけるなら

はじめに、九州の大雨災害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

現在「楽天市場」「ふるさとチョイス」などのサイトでは
各自治体に寄付ができるようになっていて、送金にかかる手数料は、サイトを運営する企業が負担して下さっています。

便利に、スピーディに寄付を届けられるので、私もしてみました。
その際に「寄付控除」について分かりにくいかな...と思う点を書いてみました。

■「ふるさと納税」と「寄付」の違い

「ふるさと納税」は「住民税の前払」
  来年の住民税の支払いが減り、前払いなので返礼品が貰えます

「寄付」は 「寄付金控除」の対象  
  「所得税」「住民税」から控除されますが、返礼品はありません

■自治体からの領収書が必要

 ●注文したアカウント名義人に領収書が発行される
  生計が同じ家族の領収書なら、認められるはずですが、
  なるべく控除をうける方の名義でもらって下さい。
  原則、カード領収などは不可ですので、自治体からの領収を保管して下さい。

 ●「ワンストップ納税」の特例は使えません
  会社員の方は「年末調整」の際に、領収書を会社へ提出
  個人事業主やフリーランスの方は「確定申告」の際に、申告と提出

■1回2,000円以下でもOK

 1年間の寄付金合計から、2,000円を差し引かれた金額が控除の対象に
なりますので、毎回2,000円を超えなくてOKです。
(例) 被害のある複数県に寄付する場合
  1口2,000円×5県=10,000円であれば、8,000円が控除対象です。

■寄付金控除は2種類から選択

 寄付金控除は「所得控除」と「税額控除」が選べます。

  所得が数千万円になると、税率が高くなるので「所得控除」を選択した方が
 得になりますが、一般的には「税額控除」の方が得になるので、そちらの計算式
 をのせておきますね。

■控除金額

「税額控除」=(寄付金額 ー 2,000円 )× 40% 
  100円未満は切捨てです。

 所得税・住民税の、両方の控除がうけられますが、条件があります。
  ・所得税は、所得税額の25%までが上限
  ・住民税は、お住いの自治体が認めている団体であること
       控除額は自治体にもよると思いますので、ご確認くださいね。

■女のつぶやき

 世界レベルで大変なときこそ、大変さが分かるときこそ、みんなで知恵を出し合って、助け合っていけるのかな、と企業の素早い対応を見て、思いました。

 普段は、医療費など「金額が少ないから、領収はとっておかない」という方も、
いらっしゃいますが、収入が減ると医療費10万円以下でも控除対象になりえますので、寄付金の領収も合わせて、とっておかれると損しないで済みますね。

 最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。いかがだったでしょうか?
ちょっとした疑問が解決できてると嬉しいです。よかったら、ハートマークのスキや、フォローなどしてみて下さいませ。それでは、また。

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