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おすすめ本『自然の力で治す』アンドレアス・ミヒャールゼン著

こんばんは。最近、読んでいてとても勉強になった本があったので紹介したいと思います。

わたしは、薬膳を学んでいるのですが、この本を読んで、世界中にあるさまざまな自然療法のなかから薬膳を再認識できたことで視野が広がりました。

本書は自然療法についての入門書としてその概観をつかむために読むこともできますが、持病があって自然療法に関心があるという場合にも参考になると思います。

食に関心がある場合も、医学的な根拠を踏まえながら、たんぱく質摂取の注意点などにおいて、今までの食の常識が覆されたりします。

食事については、ベジタリアン食やヴィーガン食がすすめられていて、有機野菜や果物などの食材を中心に具体的な食材が挙げられます。

また、最近注目されているアーユルヴェーダについても著者の経験を踏まえて述べられていました。

ただ、食を考えるとき、ヨーロッパ系の代謝とアジア系の代謝で違いがあることは注意するべき点だと思います。(本書はドイツのベストセラーで、読者をヨーロッパ系だと想定していると思います。)
日本人の読者なら、合わせて日本人の代謝に最も合った食についても学ぶ必要があるかもしれません。

また、断食が身体に良い変化を起こすことがわかってきていて、取り組みやすいものとしては、1日に食べない時間を14~16時間ほど設ける間欠的な断食がおすすめのようです。

他にも、運動についてや瞑想が健康に及ぼす効果などが参考になりました。ヨガやマインドフルネスについての内容が良かったです。

たとえば、ヨガはスポーツや理学療法よりも健康に良く、週に90分ほどで十分な効果があるとは驚きでした。また、散歩の効果などもまとめられています。

本書は、食、運動、マインドなど多方面からのアドバイスがとても参考になりました。

ぜひ読んでみてください😊☘️

最後までお読みいただいてありがとうございました☘️

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