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沖縄に行ったらここに寄ってみて「よみたん自然学校」大好きな場所紹介2

こんにちは、サキです!先日の投稿に続いて、私の大好きな場所紹介第2弾です。1つ前の記事で、私が住んでいた国”南米ボリビア”の紹介をしていますので、よろしければ目を通してみてください☺️

ボリビアに続いて、今回も私の人生観や価値観に大きく影響している場所の1つ沖縄県読谷村にある「よみたん自然学校」という場所を紹介します!

「よみたん自然学校」基本情報
・沖縄県本島の中部読谷村、体験王国むら咲むらの中に位置する自然学校
・年少〜年長の子ども達が通う認可外保育施設としての「幼児の学校」
・小学校1年生〜6年生が通うフリースクール「小学部」
・校舎は、沖縄県の伝統を感じられる赤がわらで木造のお家
・長期休みには外部の子ども達向けのキッズキャンプの開催
・むら咲むらに訪れる観光客は校舎の中で、ちんすこう作りが体験できるよ!
・今年、よみたん自然学校20周年!!!!

私は、このよみたん自然学校で初の3ヶ月実習生として、普段の活動から、サマーキャンプまで(ちんすこう作りは横目にみながら)をスタッフの一員として過ごしました。
ちなみに実習生は現在も募集しています。詳しくはこちら、よみたん自然体験のホームページで、おしらせをご覧ください!

この実習生制度、1日、2週間、2ヶ月、3ヶ月と期間を選べるのですが、3ヶ月間もの長期自習生は私が初!だそうです(なぜか嬉しい)

ここからは、あくまで私目線のよみたん自然学校の紹介ですので、事実とは、少し違うところが含まれるかもしれません。
そもそも、私はよみたん自然学校のここが好き!と語る記事ですし、拙い文章作成力で誤解なく事実を文章にできるとは思っていません。
実際の現場の雰囲気やスタッフの考え、子どもたちのことが気になる方は、ぜひ直接訪れて、ご自身で感じてみてください♡

そもそもなぜ「よみたん自然学校」に興味を持ったのか?

これには、長いようで短い?ストーリーがあります。
− 地域おこし協力隊として活動を始めてから、地元の方と一緒に、里山の中で子どもや保護者の方を集めて、自然の中で思いきり遊ぶ機会を作り出す活動をスタートしました。
− その活動を始めたきっかけになった保育士さんが「森のようちえん」という活動を教えてくれました。
−森のようちえんについて勉強をしていくうちに、NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟という団体の存在を知り、団体が主催している初心者向け研修会に参加する流れになりました。
−そこに講師として登壇していたのが、そう、よみたん自然学校代表理事おぐさんでした。
−この時は、特に何か会話した記憶が…

about one year later

−この頃の私は、子どもたちと自然の中で遊ぶこと以外に、大人の関係性や関わり方に対して、漠然としたモヤモヤを感じていました。
代表やとても知識がある方で、会うたびに幼児教育について色々と教えてくれていたのですが、深く理解できなかったんです。
理想論ばかりで、現時点でやらなければいけないことは何か?活動を継続するためにこのままでいいのか?そういった疑問を持っていたときに、たまたま見つけたのが、よみたん自然学校の実習生募集要項でした。
そこには「仕事として、自然体験型保育やフリースクールの運営を学びたい方向け」と書かれており、これだ。と思いました。
この活動を継続するために、私ができることは、勉強すること、他の団体の活動を学んで持って帰ってくることだ。当時の私はそう考え、実習生としてよみたん自然体験に関わりを持ったのがきっかけでした。

「よみたん自然学校」の実習で大変だったこと(今では魅力の1つだと思っているけど)

ここからは、あくまで私だったから感じたことで、全ての方が同じように考えるわけではないことに留意してほしいです。

①スタッフも毎日、学びの繰り返し。大人が自分自身に目を向ける。
実習生として、さあ、勉強して!スキルを学ぶぞ!と意気込んでいた私。この頃の熱意とやる気は自分で自分を褒めてあげたい…
子どもたちの間で起こる喧嘩に、スタッフとしてどう介入するべきか。
泣いてる子になんて声をかけてあげるべきか。
2人の子から同時に違う遊びに誘われたとき、どうしたらいいのか。
保護者とは、どんな風に関わっていけばいいのか。
話を聞いていない子になんて声かけをするのか。

↑よみたん自然学校では、大人同士の振り返りで、この場合はこうするべきだね!と結論を出すことは、絶対絶対ありません。

まず、大前提ですが、私、保育経験ないです。本業で子どもと関わる仕事についたことがないです。そんな私は、スタッフとしての動きや声かけの正解を知りたくて、質問は積極的にするように心がけていました。
そのときに、返ってくるのは、
「そのときサキはどうしたかったの?どう思っていたの?どうして、今そう考えるの?」
これです。困ったことを話すと、質問が返ってくるんです。そしたら、考えるじゃないですか…自分の思考回路のクセや、固定概念や、価値観を見直す時間が訪れるんです。これ結構、いや相当キツいんです。どんどん自己肯定が下がっていく気がします。
ですが、ここでよみたん自然学校のスタッフ全員に感謝しているのですが、誰も私の言葉や考えを否定しません。どんなに話が長くなっても、結局何が言いたかったのか自分でわからなくなっても、最後まで聞いてくれます。これは、逆に自分のことが好きになるきっかけになりますし、自分の気持ちを自分自身で大切にするクセがつきます。
自分自身を大切にすることができるようになると、子どもたちへの関わり方が大きく変わることを実感した瞬間です。

余談ですが、基本的に私は自分が大好きなので、保育現場で下がる自己肯定感を上げるために、今まで気づかなかった自分の推しポイントが見えてくるようになります。

②慣れるまで、最初は暑さと体力の勝負!!
よみたん自然学校の校舎にはないものが2つあります。1つ目は、窓です。常に風が入り、自然の匂いがして、虫さん大歓迎です。(さすがに、せみが気づかない内に柱に張り付いて鳴いてたときはびっくりしましたが)
2つ目は、エアコンです。安心してください、扇風機あります。沖縄県って暑いイメージがあったんです。いえ、暑いです。でも、風がよく吹くので木陰で風が吹くとすごく気持ちいい。校舎の中にエアコンはありませんが、沖縄の風に慣れれば、居心地のよいホッとできる場所です。
そして、子どもたちと全力で遊ぶ体力!これが慣れるまでキツい…。ここだけの話ですが、私は毎日19時に寝てました。その日、何をするかは、朝子どもたちが決めます(←実はここ重要ポイントですが、この記事ではあまり言及しません笑)午前中は海に行って、午後は鬼ごっこ!とか、午後は、セミ取りに行って、午後は海!とか、もう最高です。
ちなみにこれ以上に体力が必要なのはサマーキャンプです。特に2泊3日や3泊4日となると、最終日アドレナリンが放出されて逆にハイになってた気がします。
まずは、ビーチサンダルで駆け回り、気づけば裸足で相撲とって、最後は水遊びでビショビショだったり、私は、こういう幼少期過ごしたかったなって心の底から感じました。

③自分の気持ちを振り返り、言葉にすること
①と少し似ているのですが、私これやりながら毎回泣いてたなぁと思い出したので、書いておこうと思います。
その日に何があったか、何が嬉しくて大変で困ったのか、これをまず書き出して、言葉にして伝えます。
綺麗な言葉だけを並べて、伝えるより、自分の言葉でその時に頭に浮かんだことを伝えようとすると、なぜか毎回涙が出てくるんです。
病気かと思ってネットで理由を探ろうとしたこともあります。
でも大人になって、こんなに自分のことをわかってもらおうと誰かに話したことあったかな?それよりも今まで生きてきた期間に、こんなに自分の気持ちに目を向けたことあったかなって思ったんです。
外国に住んでいたときとは、また違う感じです。向こうにいたときも、自己主張が大事な国ですから、自分の意見はバシバシ伝えるように努力していました。でも今思えば、言葉の壁がありますから自分の意見を自分の知っている語彙の中でいかに伝えるかっていう視点もありました。
日本語の場合は、母国語ですから、語彙を知らなくてもなんとなく雰囲気で伝えたり、新しい語彙を生み出して、最大限に自分の気持ちや考えを伝える努力ができるんです。そこが、私にとって新しい世界で、心が震えて涙が出たのだと思います。

ここまで、辛かった→今では、魅力に感じるという流れでかきましたが、ここからは、もう少しテンションを上げて、純粋に大好きなところを書いていこうと思います。

「よみたん自然学校」のここが好きなんだ

①代表、副代表を含むスタッフのキャラクターが最高
まず、代表と副代表はご夫婦ですが、学校の運営チームとしても、ご夫婦としても最高のパートナーだと思います。
一緒にいるとお二人のやりとりに元気をいただきます。一見、あまり話さなそうにみえるけど、よく見ると、そんなことなくてめっちゃお話し好きだし、活動中は外からみんなを見守ってくれているのが代表。逆に(?)副代表は、すごく元気な方で、明るく周りを引っ張っていてくれる存在ですが、実は…少し?いやめっちゃ、抜けてる方!いつも何か置き忘れて帰ってる気が…「これ誰のですかね?」「あ、それ副代表の!」ここまで一連の流れです。
(ちなみにこれ私、人のこと言えなくてですね、副代表に通じる何か同じ人種のような…目に見えない繋がりを感じるのです…)
普段は、副代表がよくお話しされて、たまに代表が突っ込んだり、ニコニコしながら副代表のお話しを聞いているのですが、お酒が入るとこれが逆転するのがポイントです!あ、これ悪口じゃなくてですね、めっちゃ愛とリスペクトに溢れています。

他にも暖かいオーラをまとって、一緒にいると、なぜか素直になっちゃうスタッフの方々。めっちゃお一人ずつ紹介したい!!!!と感じますが、ここまで代表と副代表をご紹介しただけで、掲載NGが入ったらどうしようと心配が芽生えてきたのでここまでにしておきます。

でも、ちょっとだけ…スタッフの方々、いい意味で子ども達の中で大人感が全くないんです。何か教えてあげなきゃ!指導しなきゃ!やってあげなきゃ!←これありません。むしろ、最初はえ???って思うくらい誰よりもはちゃめちゃに遊んでいて、こういう人になりたい!と私が最も尊敬している部分の1つです。

②給食が最高
平日5日のうち3日は給食がでます。お野菜がたくさん入ったこの給食。色々とこだわりがあるみたいなのですが、詳しくはよみたん自然学校に訪れた際に聞いてみてください(わ、わすれたわけじゃ…)
作ってくださってる方の弟子になりたい、しばらく料理を教えてほしいと思ったくらいです。今だから言えます。この給食があったから、実習頑張れました。

③会いたいと思う人にたくさん出会える場所
子どもたち、保護者の皆様、元気かなぁ?って、また会いたいな、いつも思わせてくれる場所です。「ただいま〜」って帰りたくなるような、そんな場所です。

ここには書いていませんが、よみたん自然学校が大切にしている理念や、設立への思い、子どもたちの成長や、魅力を伝えていくのは私ではない気がしています。私ではなく、ここを卒業した子どもたち、毎日通っている子どもたちや保護者、長く現場にいるスタッフの皆さんが誰よりの深くよみたん自然学校のことを理解していると思います。
この記事は、あくまで私目線で、私が大好きな場所の1つとして紹介をしました。学校についてもっと知りたくなった方のためにホームページを貼っておきますね。

代表のnoteもぜひ目を通してみてください!

こういう場所が日本にもっと増えたらいいなぁ。そんな意味も込めて、愛を語ってみました。沖縄県に旅行に行かれる際にぜひ、立ち寄ってみてください。

そして、おぐさん、のぶさん、何の許可も取らずしてこの記事の作成に至りました。お二人の目にいつ止まるかわかりませんが、これは、よみたん自然学校の紹介にわたしの愛をたくさん詰め込んだ記事です。沖縄県のお父さん、お母さん(いやお兄さん、お姉さんの方がいいですかね…?)のように思っています。どこにいてもお二人の健康とよみたん自然学校が幸せに溢れる場所であるよう願っています!

前回に引き続き、私の大好きな場所紹介にお付き合いくださりありがとうございました〜!いい気分転換になりました♡これからも私のペースで記事を更新していきますね!
ありがとうございました!
またね。

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