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イベントには沢山の人が関わっています

明日からの仕事はキャンセルです

新型コロナの感染拡大に影響された
昨年の2月末のことです。

舞台で照明の仕事をしている私に突き付けられた現実は悲しいものでした。
対応予定の映画会は中止

正確に言うと「明日から暫くは ずっと無い」状態です。

1~3日間程度の日程で、主催者や内容が変わる環境で働いており
毎日たくさんの方と接します。
皆さんと打ち合わせも済ませ、準備も万全なイベントも全てが中止になりました。

・出演者への連絡は?
・延期は出来るのか?
・施設使用料はどうなるのか?
・キャンセル料は?
・衣装代にパンフレットなどの印刷物・写真撮影…
たくさんの事柄を一瞬にして抱えることになった方が
沢山いらっしゃいました。

イベントや発表会などの催事の運営は、想像以上に沢山の人や物が支え合って出来ています。

講演会・講師は1名・舞台上の演題で講演 の例を挙げてみると
【施設・建物側】
 舞台・照明・音響・映像・会館事務スタッフ・設備管理・警備・清掃

【主催者側】
 主催・進行責任者・運営協力・WEBサイト運営・印刷・撮影・運搬

【出演者側】 講師・資料作成者・マネジメント

【その他】 各々のプライベートに関わる人々
などなど…

明日、中止なんてどうしたら?
せめてウチの本番が終わってから

主催者の正直な気持ちだと思います。
お金のこともあるけれど、「とりあえず中止」を伝えなければなりません。
お互いにどんどんキツイ状況になるのは目に見えているから
電話を受けるこちらも辛い気持ちになります。

何だか報われない予感しかしない
どうにもならない自粛がスタートしました。







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