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Colorful democracy 新たな道へ!

これまで活動を見守ってくださった皆様へのお知らせとご挨拶!


 この度、私、松浦薫は、この2年間作り上げてきたカラフルデモクラシーの代表を卒業することになりました。同時に、カラフルデモクラシー自体も新しい世代に引き継がれ、「Dus」(dialogue to understand the society)と名前を変えて新たな再スタートを切る事となりました。そのご報告と、今までのご支援の御礼を申し上げたく、この文章を書いています。

 課題が山積みの社会、それもその多くが私たちの未来に関わるものであるのにも関わらず、自分は何もできていない。そんな歯がゆさを感じていた高校1年生の時、その時できる事を少しでもしたいと団体立ち上げを考えだし、半ば見切り発車で一緒に頑張ってくれる仲間を見つけて、高校2年生の時から本格始動しこれまで細々と活動してきました。

 なかなかうまくいかないことも多く、また自分自身が進路に向けて色々と考えなければいけない状況にも直面する中で、思いっきり活動できたと言い難い部分もありますが、皆さんの応援もあって、なんとか団体として継続的に活動する事ができたと思っています。

 先日、長年通ってきた学校を無事卒業し、昨年から決めていた通り、私自身は来年1年間を新たなステップに進むための充電期間とする為、動き始めています。その為、カラフルデモクラシーを今後も代表として切り盛りしていくのは難しいと考え、少なくとも1年間活動休止とし、その後については新たな道が決まってからゆっくりと考えるつもりでした。

 それを最終的に決断する間際になって、活動の基盤を引き継いでくれる次世代と出会いました。それが泉房之介君です。

 彼の文章を読んでみていただければお分かりいただけると思いますが、同世代の若者と社会について学んでみたい、視野を広げる場所を作りたい、という根本的な理念・目標は変わらないものと確信をし、不手際ながら大事に生み育てたカラフルデモクラシーの基盤を彼に任せてようと思っています。勿論、これまで一緒にカラフルデモクラシーを作ってきてくれた仲間とも話をした上での決断です。

 これまで色々な形で関りを持ってきてくださった皆さんにも、引き続き温かい目で見守っていただければ嬉しいな、と思っています。

 若者たちが、社会に対して何かアクションを起こしていく、小さな挑戦をしていく、そんな場を作りたいと思ってやってきた活動が、このように新たな挑戦をする後輩の土台として引き継がれていく事になってとても嬉しいです。

 これまで一緒に活動をしてきた面々と、新たな挑戦をする泉房之介君に心からエールを送りつつ、僕自身は一線を一度退いて、新たなステップに進むための準備に全力で取り組みたいと思っています。(一参加者として隅っこから見守るつもりではありますが・・・(笑))

 どうぞこれからも、Dusに変わらぬ応援をいただければ嬉しいです。どうもありがとうございました。

                Colorful democracy 代表 松浦 薫


Dus代表から皆様へ!


Dus代表の泉房之介です。


 以下、発足の経緯と理由、団体理念について少し書かせ頂きました。

 私は長い間ぼんやりと考えてきた将来の夢を中学校生活後半になり現実的に考えるようになってきました。卒業が近づく程になぜか焦りを感じ頑張って考えましたが、結局ぼんやりとした夢しか頭に浮かびません。


 なぜぼんやりしたことしか浮かばないんだろう、と考えてみたとき、自分の視野がとても狭い事に気が付きました。自分の夢、目標を見つける第1歩として、まずは比較的理解しやすい身近な問題に目を向けてみました。自分の身の回りの社会に意識的な視線を送って見ると意外にも目標が定まっていない学生が多いかもしれないという疑問が出てきました。

もっと知りたくなり文献、ネットの情報に目を通すと、中高生のうちに目標が定まらず、何となく大学入学して、卒業し、社会に放り出されて何をすればいいか分からない。俗にいう大卒ニートがとても増えている事を知りました。


 「目標が定まっていない学生っていっぱい居るんじゃん!」今まであまり見ていなかった身近な社会にも今後の社会を左右しうる学生の問題がありました。

 その問題に対して自分がどのように働きかけられるか、考えたのが、Dusです。前述のように、夢、目標が定まらないといった悩みを持っている学生と一緒に、目標を見つけるため社会への視野を広げて行きたい。そんな思いでDusを創設しました。

 この団体では団体名にある通り、社会を知るための手段として対話というものを大切にしています。コロナ禍、インターネットの普及などにより、人と人が顔を合わせて自分の意見を対等に共有できる機会がとても減ってしまいました。

 ましてや他校の生徒と社会問題に対して話をディスカッションする機会などそうありません。「じゃあネット上でやり取りすればいいじゃないか!」そのようなお声も予想できます。しかし、実際に対面で話す事で対等な意見の交換が可能になります。相手の顔、表情がわかることによって、理解が深まりそこにコミュニティが芽生えます。そのような貴重な場を大切に同世代とのコミュニティを作っていきたい。そんな想いが団体名にも込められています。

 この団体はカラフルデモクラシー代表の松浦薫さんの協力のもと、創設しました。こんな団体を作りたい!そんな相談を先輩でもある薫さんにしたところ、ご自身のご都合もあり、存続が難しいカラフルデモクラシーの枠組みを使って団体を創ってみたら?というご提案を頂きました。そのご提案に甘えさせて頂き、今回、カラフルデモクラシーの枠組みを使わせて頂いてDusを創設するという事になりました。

 それにあたって、カラフルデモクラシーにご協力頂いた皆様にも新創設の経緯と団体の概要をお伝えさせて頂きました。今後、Dusとして頑張っていきますので、もし宜しければ引き続きの御協力お願い致します。

                    Dus 代表 泉 房之介

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