水色の靴の女の子に恋した話 -マネは興味の入り口だ
本日は、
私が色に興味を持つようになった原体験
を紹介します。
ちょっぴり淡い恋のお話ですが、今思い返せば笑い話です。
しかし、それがなければ色に興味を持っていなかったかもしれません。
マネするって必ずしも悪いことではない、と思えます。
・マネすることに罪悪感がある
・なんでもゼロから作ろうとしがち
・恋の話が好きだ
1つでもあてはまる方は、ぜひご覧ください。
水色の靴の女の子に恋をした
小5のとき同じクラスの女の子を好きになりました。
身長が高くて、おしゃれで。クラスでも目立つほうの子でした。
その子は、淡い水色のスリッポンの靴を履いてたんですね。
私はその子となにか共通点を持ちたくて、似たような水色のスリッポンを親に買ってもらいました。
わたしは、それまで小学生によく見るダサい運動靴しか履いたことがありませんでした。
その水色の靴はいかにも運動に不向きで。
当時の小5男子が買うにはちょっと大人びている感じです。
けど、似たような靴を履いて、好きな子とひとつ共通点を持てたことがうれしかったんです。
もちろん、買うときは親に理由を言うはずがありません。
たぶん不思議に思っていたことでしょう。
しかし、その靴で登校したはじめての日、
好きの子の友だちが「もしかして○○と同じ靴履いてる?」と言っているのが聞こえてきました。
それはそれは、超恥ずかしかったです。
その日の体育の時間も、一刻も早く終われと願っていました。
土で汚して「違う色になれ!」と願ってみたり、
靴底と地面をこすり合わせて、履きつぶそうとしたり。
もはや手遅れなんですが、そんな無駄なことをやっていました。
結局、告白もせずその恋は終わりました。
しかし、その靴だけはいまでも忘れられません。
マネすることは悪いことじゃない
初めて運動靴じゃないおしゃれな靴を履いたとき、足元が白や黒から水色に変わり、気持ちが明るくなりました。
(恋で浮ついてたせいかもしれませんが)
その靴はすぐに汚してしまいましたが、それがきっかけで運動靴を卒業し、少しだけおしゃれなスニーカーを履くようになりました。
今思い返せば、水色の靴こそが「色」に興味を持ったきっかけです。
だれかを「マネする」って実は大事なんだと思います。
気に入っているデザインや配色、良いと思ったプレゼン資料など。
まずはマネするところから、興味が始まるんです。
0から興味を探すことは大変です。
すべてゼロベースで考えていたら、とてもじゃないけど時間が足りません
けど、マネならそれをしなくて済みます。
小5のときの水色の靴は、私を1に導いてくれました。
ありがとう、水色の靴。ありがとう、あの子。
▲今日は33日目
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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