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【Shopify Tips:29】CSVでの商品登録がエラーとなる場合の対処方法

Shopifyでは、アプリなどを利用せずにCSVを使って商品登録を一括で行うことができます。
そちらの方法については過去のnoteでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

今回は、上記でご紹介したCSVを利用した商品登録がエラーとなってしまう場合に確認すべきポイントをご紹介いたします。

この記事で解決できること
・CSVで商品登録をしたいがエラーが出てしまう
・CSVに入力する項目で必須のものを知りたい
・エラーは出ないもののなぜか商品が表示されない

そういったお悩みをお持ちの方はぜひご覧ください。

確認すべきポイント

CSVを使った商品登録において、エラーが起きてしまう場合に確認していただきたいポイントについてご紹介いたします。

必須項目の入力漏れ

よくあるミスの一つが必須項目の入力漏れです。
CSVで必須の項目が入力されていない場合、商品登録はされません。
特に列の最後の項目などは見落としがちなので、以下の項目が入力されているか確認してみてください。
以下、「項目名:入力形式」としてご紹介します。

Title:テキスト
商品タイトルを入力します
Vendor:テキスト
ストアの名前を入力します。
Published:True/False
商品の公開/非公開を設定します。
Variant Inventory Tracker:テキスト
在庫の追跡をする会社を入力します。
Variant Inventory Qty:数量
在庫数量を入力します。
Variant Inventory Policy:deny/continue
「deny」を入力すると、在庫レベルが0になった後はこの商品を購入できないことを意味します。在庫が0になっても販売を続けたい場合は、「continue」を選択します。
Variant Requires Shipping:True/False
配送の要/不要を選択します。
「True」を選択すると配送が必要な商品であることを意味します。
Variant Taxable:True/False
商品が課税対象であるか否かを設定します。
Variant Fulfillment Service:テキスト
商品のフルフィルメントサービス名を入力します。フルフィルメントサービスを利用しない場合は「manual」と入力します。
Variant Price:価格
商品の価格を入力します。通貨記号は含めません。
Gift Card:true/false
商品がギフトカードであるか否かを設定します。
ギフトカードでない場合は「False」を選択します。
Variant Weight Unit:g/kg/lb/oz
商品の重量単位を入力します。
Status:active/draft/archived
商品のステータスを選択します。
アクティブの場合は「active」、下書き状態にする場合は「draft」、アーカイブされた状態にする場合は「archived」を入力します。

標準タイプの値が間違っている

Standardized Product Type(標準タイプ)もしくはProduct Category(商品カテゴリー)を利用するときに、値が正規の表現ではない場合はエラーとなってしまいます。値が間違っている場合、以下のエラーが表示されます。

標準タイプを入力する場合は、小カテゴリだけでなく、プライマリのカテゴリから全てを入力する必要があります。

例:ファッション・アクセサリー > 衣料品 > アウター > ベスト
※小カテゴリ「ベスト」のみの入力ではエラーとなります。

カテゴリの指定は、テキストの入力だけではなくID番号でも可能です。
例えば、上記の「ベスト」のID番号は「171」となります。
標準タイプについては以下URLを参考に入力してください。

https://help.shopify.com/txt/product_taxonomy/ja.txt

自由に商品タイプを設定したい場合は、「Custom Product Type」もしくは「Type」に任意のテキストを入力することで商品タイプを設定することができます。

画像のURLが無効である

「Image Src」列に入力している画像URLが無効である場合も、商品の登録はされません。以下、「Image Src」列が無効なCSVを読み込んだ時の挙動についてご紹介します。

CSVをインポートするときには特にエラーは立ちません。
インポートする商品のSKU数も正常に読み込まれているので、このまま「商品をインポートする」を選択します。

インポート終了の通知を受けた後、商品管理画面にて登録した商品を検索します。しかし、商品の登録はされていません。

画像のURLが無効であると、問題なく「商品をインポートする」を選択できても、商品の登録がされないというエラーが発生してしまいます。

エラーは立たず商品数も正常に表示されるものの、インポート終了後に商品がページに表示されない場合は商品画像のURLを正しく入力し直して再度インポートをお試しください。

Image positionに不要な値が入力されている

「Image position」は画像の表示順序を設定できる列ですが、そちらに不要な値が入っている場合も商品が読み込まれない場合があります。

上の画像のように、「Image Src」に入力している画像データは1つのみであるのに関わらず不要なImage Position「2」が入力されている場合にエラーとなってしまう可能性があります。

不要な値は消去してインポートを行うようにしましょう。

まとめ

CSVでの商品登録は、データを正確に入力する必要があります。
どうしてもうまくいかない場合はサンプルのCSVをダウンロードして見比べたり、少ない商品数からインポートしてみるなどの方法もお試しください。


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