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宿泊業界向けデジタルネイティブへの対応とSNS活用

これからの旅行市場の主役となる「デジタルネイティブ」への対応

ミレニアル世代(1981-1996年生まれ)※1、ジェネレーションZ(1997-2012年生まれ)

※1は小さな頃からインターネットやパソコン、携帯電話のある生活環境で育ち、デジタルデバイスを日常的に使いこなす、いわゆる「デジタルネイティブ」とよばれる世代です。

2030年までにはデジタルネイティブが旅行市場で最大のシェアを占めるようになるため、宿泊業としてデジタルネイティブとの接点作り、ニーズに応えていく準備を今から進めていくことが重要です。 弊社では、観光学部の大学生インターシップを雇い、Z世代の旅行や宿泊予約方法をリサーチしています。

Z世代の検索の起点は、「旅行先を調べよう!となったら、まずインスタでタグ検索をを行う。」インスタでお気に入りの画像を保存し、後日、気に入った写真を#タグで検索しさらに深掘りしてから詳細を情報を求めてGoogleで検索し、公式サイトを閲覧、Googleのクチコミを読み込む。という行動のようです。

「ハッシュタグ検索」から「発見タブ」へ 

「ググる→タグる」の流れが、今では発見タブによるレコメンド型のコンテンツ消費がスタンダードとなっています。発見タブは、Instagramのアルゴリズムによって普段ユーザーが見ている投稿の特徴などを基にカスタマイズされ、ユーザーごとの嗜好に合わせた「おすすめ投稿」を表示します。

ユーザーはふとした時にこの「発見タブ」を眺め、その時の気分にあったコンテンツを流し見しています。そしてこの「発見タブ」で目に留まってもらうためには、ただただかっこいい写真を投稿するだけでなく、当然ユーザーが興味を持ってくれるようなコンテンツを発信する必要があります。

企業アカウントはユーザー起点のコンテンツを発信する必要性が生まれ、今伸びているアカウントの見られるような「目に留まりやすいキャッチコピー」をつけることが当たり前になってきました。

SNS運用は是非、若いスタッフの意見を取り入れたり、若いスタッフで横断的なチームを作り対応する。炎上防止のルールを決めて行うことをお勧めします。

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