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宿泊業界のコロナ禍での販売方法

コロナ3年目となる2022年2月、東京のコロナ感染者数が2万人越えと、なかなか兆しが見えない中、2月3日の節分を界に、コロナが収束に向かって欲しいと願うばかります。

コロナを経験した人類は、コロナが収束してコロナ前と同じ生活や消費に戻るのか?歴史的な大きな変化を経験した事で100%同じ状態には戻らないと思います。
(例:働き方は、週5フル出勤から、テレワークと出社のハイブリットになる)

そんな中、コロナ禍でも消費者のニーズに耳を傾け、寄り添い新たな取り組みで、集客(販売)を増やしている事例はございます。

その1 人気のウイスキー付き宿泊プランは、販売開始後、予定数を即完売

https://ignite.jp/2021/06/273241/

蔓延防止で飲食店でお酒が飲みにくい期間中に、客室でお酒を楽しめるプランとして販売。

純粋に宿泊を楽しむ方ではなく、ウイスキーコレクターが予約し、ボトルはお持ち帰りされたようです。

その2 人気のアニメとコラボした宿泊プランで、販売好調に付き期間延長

https://edmont.metropolitan.jp/stay/plan/shinkalionZ.html

コロナ禍で抑制された生活に飽きて、ちょっとした楽しむ時間を持ちたいと思う人は多いと思います。

ここでしか体験できないという希少性が、SNS(Twitter)で拡散され、大きな反響を得た宿泊プランです。

コロナ禍では、SNSの月間アクティビユーザー数が増加し、希少性や限定的な情報は、SNSでシェア、拡散される傾向が強くなっています。

その3 お店に来てもらうことは当たり前ではない、自ら出向いて売る

https://www.fnn.jp/articles/-/255435

東京の帝国ホテルは、キッチンカーで移動販売を開始しました。また、世界一のレストラン、デンマーク「Nomaノーマ」はコロナ禍で予約不要のレストランに変更しました。(https://forbesjapan.com/articles/detail/34806

コロナ禍で宅配利用が増え、誰でも気軽に注文できる便利さに消費者は慣れました。お店に来てもらって食事を提供することが当たり前ではなく、自ら出向いてホテルや旅館の伝統の味、美味しい料理を提供することはコロナに対応した取り組みだと思います。

日本は今後、超高齢化社会に向かう中で、有料老人ホームや介護施設にキッチンカーで出張料理を提供するなど、自ら出向いで行きたくても行けない方に料理を通して喜んでいただく機会は作れると思います。

レストランの席数以上に集客は出来ないので、お店で提供するメニューの他、ステイホーム慣れした人向け(カップル、ファミリー)に、自宅で楽しめるテイクアウトまたデリバリーを用意し、ハイブリット販売をチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

厳しい状況下でも、お客様に寄り添うサービス、お客さまの課題を解決するサービスは売れると信じて、新たな1歩を踏み出してみてください。

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