神様が作ったアート

髪の透け方、跳ね方。

手足の置き方。

首筋から、肩、
そして腰のライン。

なぜ、いつも
君はそんなに絵になるんだろう？

なぜ、いつも
君はそんなに完璧なの？

君が少しだけ、
焦点が合っていない目で、
微笑む。

その如才なさ。

それだけで、
僕は、降伏させられる。

疑いようもなく。

君は、神様が作ったアートだ。

君が、どこで、
何をしていようが、

僕しか知らない、
君の美しさがある。

それを忘れないで。

たとえ、
薄暗い路地裏で、
泥に塗れていても、

翼を折って、失っていても、

心を壊して、
記憶を失って、
どれだけ変わり果てていたとしても、

君は、僕の天使だ。

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