縮みゆく時間
最近、仕事で帰りが遅く、日記が書けない日が続いてる。
そんなとき、書けなかった日の日記も思い出しながら書くのだけれど、数日前のことでも、思い出すのってなかなか難しいものだ。
おとついの出来事と昨日の出来事、そして今日の出来事がごっちゃ混ぜになっていて、その境界線が曖昧になってしまっているのだ。
それに、所々その日のトピックや感じたことなどもあるはずなのだが、なかなか記憶がよみがえってこないことが多いのだ。
イメージとして、過去はずっと後ろの方に長く広く伸びているかのように感じているが、数日前のことを思い出そうとすると、どうもひとつの塊のようになっているイメージなのだ。
それだけ、最近の日々というのは密度が少なくて、ぎゅっと凝縮した感じになっているのだろうかな。
それとも、バタバタしすぎて、記憶にも残らないほどに、ただこなしてやり過ごすだけの日々ということなのだろうか。
逆から言えば、昔はもっと時間が長く、色んなことができていた、ということだろうか。
確かに、子どもの頃の期間って実はそんなに長い期間ではないのだけれど、それでもその頃の思い出はそんな時間の中ではとてもできそうにないくらいたくさんの量がある。
大人になるということは、引き延ばされた時間が徐々に縮められていくということなのかもしれない。
どうにか時間を引き延ばせないものだろうかな?
読んでいただいて、とてもうれしいです!