【 わらら新聞 】 師走号(vol.20)
“WARARA”が文字で真剣に遊んでいる新聞。
号を重ねるにつれて、その楽しさに共感してくれる方が増え、大人の遊び場として現在7名+読者の方たちも寄稿してくれているZINEな新聞。
"わらら新聞"-師走号配布スタート!
本紙 -師走号- からの抜粋記事。
家っ子のお出かけ vol.7
-和歌山県かつらぎ町-
当日の朝、全員が全員PC仕事をし、合間に行き先を決めるという私たちにはよくある無計画プラン。
行き先は電車でコトコト日帰り旅“和歌山県かつらぎ町”。
往復5時間を喋りながら、寝ながら、読書しながら。
腕時計見ずに好き〜に移動の時間を堪能するのも休みの醍醐味。
な〜んって、
車で行けば半分の時間ですむのに、誰も運転したがらなかっただけなんですけどね。えへ。
でも実際よかったですよ。
「ほんでどこ行く〜?」
電車の中での会話。そう。まだ決まってない。
とりあえず和歌山駅で乗り換えるし
「お昼しよか」
どっかで。
とことん無計画。
でもちゃ〜んと素敵なとこ見つけちゃうんだなー。
アーケードの中の喫茶店
お腹いっぱい満足満足
ローカル線に乗っていざ!
いいですねー。
錆びたトタンに胸キュンなわたしにとっては絶景。
カシャり
着いて早々、日が沈みかけてますねー。
でも気にしない。私たちのいいところ(?)
大阪で話題になってるアウトドアショップ“Orange”がこの降り立った“妙寺駅”にあるらしく張り切って歩こうと思うや否や目の前に現る。
近っ!
ほらね。日が沈みかけてても大丈夫。
SUBU×NANGAコラボシューズをゲット!
息子にもお土産買って完璧!
楽してこの日の夕飯にしたんですけどね。
和歌山素敵だったな。
ちょいちょい散策行きたい。
へ〜そうなんだ〜
−どんな枕がいい?−
“自分に合った枕の高さ”無縁だと思ってたんですけどね。
気になるお年頃になりました。
ここ最近来てくれるようになったお客さまが、
なになに?パーソナルジムをやってて?
睡眠トレーナーですと⁉︎
なんとまぁグッドなタイミングで!
ありがとうございます!通いますとも!
寝っ転がってね、
バスタオルを折り重ねては、ふくらはぎを押す。痛みをみる。
を繰り返して、
結果発表
「枕なし」
「枕なし⁉︎そんな回答ある⁉︎」
勢い余ってツッコンでしまいましたが、あるんですって。
自作のクッションを枕にして寝ていましたが、この子たちも本来の使われ方になりさぞかし喜んでいることでしょう。
私も背中にクッションの厚みを感じながら、就寝前の読書が更に心地よいものとなり一石二鳥。
ただねー、現在通いながらストレッチを学んでいるのですが、
ガタガタの体がよくなってゆくと枕の高さも変わってくるんですって。
クッションたちが枕にされてしまう日が再び訪れることでしょう。(のハズ⁉︎)
総集編 2021
- ペペッと作ったもの〜せっせこ作ったもの
それと「作った」って言っていいの? まで-
黙々と手を動かして作るのが好きでして。
アンティーク帽子をランプシェードに
20年ほど前、アンティークの帽子に目がなくて、
"いつかぶるねん⁉︎"な帽子を購入しては、ハットボックスに大事にしまって、はいおしまい。かぶるわけではない。
そんなこの子たちの出番が20年越しにやってまいりました!
本棚の移動をさせたりと部屋の大模様替えをした際に、
「殺風景になったな〜」。
ピコン!
ってな経緯で、我が家の廊下と寝室と2つランプシェードがハットに変わったのでした。
アフリカンネックレスをグラスコードに
サングラスをかけて喫茶店に入ったら、
外すでしょー
んでから、
どこ置こっかな?
毎度迷ってたんですよね。
みなさん、決まってます?
テーブルに置いたら、ごはんやドリンクが運ばれてきた時に邪魔になる。
自分の荷物の上に置いたら置いたで、コトンッて落ちたりして、
踏んづけたらやだなってなって、これもイマイチ。
頭の上に乗せてると下向くと落ちてくる。
どれもこれもイマイチ。
ある日、店に来られる常連ちゃんが
マスクをぶら下げてたんです。
ピコン!
久し眠っていたアフリカンのビーズネックレスに、
編み込みの紐を縫い付けて、メガネのモダンに通すパーツをつけて
いっちょあーがり!
本の挿絵をブックマークに
"ハリー・スミスは語る|ラニ・シン"
カンパニー社
知るのが遅過ぎて大阪では入手できず、図書館に泣きついたら、
びっくり仰天在庫アリ!感謝感激。
文章は然り、ハリー氏の作品がカラーで載ってて、
期待以上に面白い!
なんか痕跡を残したい。
図書館のだし返却しなきゃならない、、。
ピコン!
スキャンして、チョキチョキハサミでカットして、組み合わせて、折り曲げて、貼っつけて。ブックマークの出来上がり。
値札とステッカーでブックマーク
マルジェラのナップサックを買ったルンルンの日に、
値札を商品から取り外して、
ピコン!
若い頃やたらとステッカーを集めてたのですが、
もったいなくて使えない。
結果、ステッカー専用の引き出しができる。
その引き出しを開けて
「いいペアになるのないかなー」
ビビッ!
これだー!色も最高。
田名網敬一×宇川直宏@KPOキリンプラザ(2004)
ラスト1枚。使おう!
(写真のステッカーと同じもので、これは店のノートに貼ってるのを原型の紹介として使っています。)
お風呂に浸かってる時に本を読むのですが、
その時にブックマークをポチャリ、、。
何度か落としてやらかしてしまっていたので、
クリップで本から外さないブックマークが欲しかったんです。
それで今回のブックマークにはクリップがついてる、
というわけですね。
ネックレスを繋げてキーチェーン
産後、金属アレルギーになってしまい、使えなくなってしまった子たち。
ちょいちょいってパーツで繋げて、おしまい!(早っ)
ついでにアンティークのブレスも千切れて、直しても直しても千切れるので、キーチェーンにぶら下げるようにして後日プラスして、出来上がり。
これからも何かしら足されていくのかもしれない。
切れた電球でオブジェ
テラス席を灯してるエジソンランプが切れちゃって、
さらに、落としてしちゃって下の部分がもげちゃった。
ドライフラワーの頭も切れちゃって、
ピコン!
手を切らないように気をつけて、
店のステッカー入れて、ドライフラワー入れて。
看板の穴、ちょうどいい!
砂で埋めて、刺す!以上!!
消耗した布団カバーで猫専用ベッド
左がモカさん、右がココさん
捨てる前に、何かに代用できないかな?
モカさんとココさんは、夏以外は私か息子のベッドで寝ている。
毎日毎日、来る日も来る日も、コロコロコロコロ。
毛を取り続け10年弱。
そこで!
私のハットボックスを飾り置きしていたスペースを
彼女たちに贈呈しようではないか!
初めは、私たちと同じように枕置いてる仕様で作っていたのですが(写真下)、ガン無視。
そこで、テントのように周りを囲って、
(いるはずのない)敵から守る仕様に変えみたんです(写真上)
なんということでしょう〜。
お揃いで寝てくれているではありませんか!
捨てずに作ってよかった。
めでたし、めでたし。
帽子をポーチに
ロサンゼルスの古着屋さんで、ヴィンテージのイスラムハットを発見!
色合いも柄もすこぶる好み。
なんかわからんけど、きっとなんか作れる!
買う!
帰ってから、パタッて折ってみたら
なんだかよく見る形。
早速ジッパー買って、ミシン踏んで出来上がり。
15年経った今でもまだ使ってる。
大幅な補正を今年入れたので、21'の作成物として認定。
(無理くりすぎます⁉︎)
ゼロから
オンの日も、オフの日も、荷物が多い。
鍵は、パッと手を突っ込んだら握れる位置に。
独立したポケットに入れたい。
ハードカバーの本も入るポケットが欲しい。
本の間に何かが挟まったりしまいように本だけが入るポケットがいい。
仕事でA3の用紙を持ち運ぶ。
これが入る大きさが必要だ。
冬のアウター、ゴツいのが多い。
ショルダーにした時にアームがグチャってならない長さがいい。
かつ、斜めがけもできるよう微妙な長さがベスト。
(調節器具は引っかかるから要らない!)
肩が痛くないようにショルダー部分は太めでお願いします!
エコバッグを出すときはレジで急いでるときだから
どこだどこだ〜って探さなくていいように独立ポケット必須!
あー、携帯と財布の入れる内ポケットも欲しいな〜。
服に合わせて、カバンも変えている。
色がライトだダークだ、素材が軽い重い、
季節によっても必ずわがままが出てくるので、
素材と色を変えたやつが必要ね。
薄手のソフトコットンでオフホワイト。
厚手のナイロン生地でカーキ。
わがままー。
誰がこんな言いたい放題なカバンを作ってくれるんさ!
御意
作ってしんぜよう
名乗りを上げたのは
私
母がパターンをひけるので、協力を経て出来上がったのがこちら。
現在ヘビーローテーションで使ってます。
上のカバンの専用カッパ
野外フェスに行った時用のモモンガタイプのカッパ。
息子も成長してサイズ的に使えなくなり
タンスの肥やしになっていたところを救出。
ただただ、横と下をカットオフして、
ミシンでダダダダダーって踏んだだけ。
頭を通すところからショルダー部分を出して
フードで蓋をする。カンチコチーン。
余り布でショルダーバッグ
以前、古着屋を経営してた時に、ショーケースを自分たちで作ったんですがその時の余り。(なんでも捨てずに取り敢えず取っておく)
形はガタガタだけど、1枚ものの柔らかいデッカいレザー。
せっかくでっかいのにハサミを入れたくないなー。
なんか作れないかなー。
折ってみたり、ひっくり返してみたり、結んでみたり。
ふむふむ
洗濯バサミで形取る。
ミシンを走らせる。
結ぶ。
ショルダーバッグの出来上がり〜。
解体したらまた何かに作り変えれる!
きゃっほい。
みる よむ
− レコードの展覧 −
中之島図書館。
建物の鑑賞もしながら階段をゆっくり上がって展示スペースへ。
レコードのある暮らしとデザイン
〜レコードの明治・大正・昭和〜
戦前、戦後のレコードがショーケースの中にズラ〜リ。
うっとり景色。
レコードの歴史について全然知らぬ私をも楽しめるようにショーケースごとにポップが添えられてて無知識なりにも楽しめました。
太平洋戦争が始まる直前、世界で一番レコードが売れてた国が日本なんですって。
ジャケットの印象もポップで元気色。
戦前、大阪心斎橋などで毎日夜店が出てて、
そこで人気だった商品がレコード。
その陳列に酔ったお父さんたちが間違えて買っちゃうのを狙った(⁉︎)
パロディとしても傑作な擬態レコードが売られていた、とか。
ある意味“ジャケ買い”ですよね。
話は少しズレますが、
レコードジャケットの作品集で面白いのがあるんです。
架空のソウルミュージシャン
Mingering Mike|ミンガリング・マイク
私が持ってるのはこの1冊だけですが、
レコードジャケットもレコードも全部ダンボールで自作。
1967年、17歳の時にファーストアルバムを製作して、
中にレコードが入ってないと壁に立てかけた時安定感がなかったから、
レコードもダンボールで作るようになったそう。
設定が既に最高ですよね!
プレーヤーの展示もされていました。
私が愛用してるプレーヤー(写真一番下)が80年頃のものなのですが、
アームのくねくねが真っ直ぐに改良されてる。
いつからなのかな?
蛇みたいな太いアーム羨ましいなー。
これは(フランスだったかな〜?ベルギーだったかな?多分ベルギー。)へ渡航の際に吸い寄せられたレコード屋さん。
1階には機器がズラリ。
2階にはレコードがズラ〜り。
3年前ここで、
TOM WAITSとNEW ORDERの
カセットテープを購入しました。
レコードちゃうんかい!
ちなみにこちらは上とは違うレコード屋さん(こっちも多分ベルギー)にて
入り口入ってすぐ右側に、
裸のレコードを重ねて支える棚に、
裸のレコードが数枚棚の中に収められている。
謎
未だにこれがなんなのか気になっている。
聞けばよかったなー。
謎さ含めてお気に入りの写真で
現在スマホのホーム画面に固定している。
2017年に行った「世界を変えたレコード展」
その次が、今回行った2021年「レコードのある暮らしとデザイン」
次はいつ、どんなレコードの歴史を知れるか今から楽しみだな。
モカさんとココさん
− 2回はあっても、3回はニャい!−
モカさんとココさんが重なって寝ている光景を見ると寒なってきたなーって実感する。
さてさてこの愛くるしい光景が見れる時季に突入すると、モカさんとココさんの食欲が増しに増す。
普段から“ごはんをおくれアピール”が激しいことはご存知の通り。
さらにガツ食いにはしるんです。
元気いいね〜ってほのぼの見守りたいところなのですが、
食べた直後ゲボッて吐くんです。
この失態をなかったことにして“ごはんをおくれアピール”がまた始まる。
いっこうにガツ食いをやめようとしないので、
こちゃらが少量のカリカリを2回に分けてあげることにしたんです。
1回目と2回目のごはんを私があげたり息子があげたりタッグを組んでるのですが、いかんせん連携プレーが苦手。
ここに目をつけたモカさんとココさんは「2回目のごはんおくれ」と愛らしく鳴く。ニャォーン。
3回目やないかい!
月1発行 ・ (購読料)¥ 0 カンパ歓迎!
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主に、coffee shop WARARAで配布しております。
本紙を手にとってみてください、ぜひ!
今月号の本紙のコンテンツはこちら。
・家っ子のお出かけ − 和歌山県かつらぎ町 −
・へ〜そうなんだ〜 − どんな枕がいい? −
・総集編 2021 − ペペッと作ったもの〜せっせこ作ったもの
それと「作った」って言っていいの? まで−
・新語2021(by 3丁目のタロ|ワララ スタッフ)
・対談(by ニュー淡路|エディター×ミチカロンドン|ディレクター)
・つぶつぶ− 大豆の産地 −(by ねば|納豆マガジン編集長)
・あら吉のゆるキャラ間違い探し(by あら吉|エディター)
・おじさんエッセー(by シンテツ|ライター)
・CROSSWORD − 植物 −(by 3丁目タロの父)
・みんなの"輪ララ"ホワイトボード (読者投稿欄)
・みる よむ − レコードの展覧 −
・モカさんとココさん − 2回はあっても、3回はニャい!−
・詠み人不知。
・Coffee Shop WARARAが図書館
・わたしってこんなひと
このお店は大阪 梅田の隣町、中崎町の東の端っこに位置する珈琲屋です。こちらをポチッとして頂いた分は、自家製"わらら新聞"のカンパ金として活用します☻