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230102_お菓子のTPO

正月休みに入った。正月はおせちを食べたり親戚の家に行ったりする。
コロナを経て親戚の集まりなど減った。
「お年賀」を持って挨拶に行くという日本の風習がある。「お年賀」でいただくものは和菓子が多い。こだわりの一品を渡すこともあるがお正月だと「和」をイメージすることが多いので和菓子が選ばれる。
特にお正月の習慣をきちんと行う人は年齢層が高い。

お年賀は年始の挨拶である。年始にお渡しして食べて喜んでもらうことが目的だ。
その渡した相手がどのようなものが好きなのか、「またいつものか。」と感じさせないことが重要。
商品を選ぶ時に、開けた瞬間の会話がどのようになっているのかその人の家族構成まで考えていくべきだ。
何種類のお菓子が入っていれば良いのか、味わいにばらつきがあり色々食べる楽しみがあるのか。家族で取り合いになる絵が見えるか。
どのようなものをお渡しするかがこちらからの「提案」になる。まさに仕事と同様だ。
選ぶ基準はネットで評判になっているものか、自分が食べて感動したものだろう。自分が食べて人に語りたくなり、それをギフトにしていく。

自分自身が感度高く、美味しいものや新しい体験を積み重ねていかないと人への提案はできないのではないか。
自分が感動したものの中で何を送るか考えた背景があるからこそお年賀やそのプレゼントに「会話」が生まれる。
自分が感動したものでないと人を喜ばせることはできないと思う。
これは全てに通じる。
例えば年賀状で毎年印刷文字だけの人もいる。それだったらもはや送らなくて良いと思う。習慣でただ続けているだけだからだ。一言年始に言葉を添えたりして送るからこそ感動したり会話が生まれる。
2023年仕事でお客様に提案できるよう、自分自身が新しい体験を積み重ね感動し続けていきたい。そして物事の一つひとつしっかりと深く考える習慣を継続していきたい。

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