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230103_一緒に働きたい人

コーヒーショップとパティスリーを経営している。
自分の会社に入ってくれたからには、どこでも通用する人になってもらいたい。自分も含め自分の力で生きていくことができる人になってほしい。
「自立」している人を増やしていきたい。
世の中は変化の激しい時代になった。インターネットが普及し、誰もが情報にアクセスできる。どの人もアイデアに溢れいかにスピーディーに実行して成果を出すことができるか競っている時代になった。
今流行っているものがあっという間に忘れ去られていく。お笑い芸人さんの世界のようだ。

そんな世の中で生きていくためには、自分で問題解決できる人にならなくてはならない。自分は経営者だが、働いている人には同じ目線を持ち、それぞれの立場で問題解決していくことのできるプロフェッショナルになってもらいたい。
経営者とアルバイトさんでどちらが偉いということではない。役割が違っているだけなのだ。経営者は船長であり、船が沈まないで目的地に早く辿り着けるように舵を取る役割。現場の人は実際に船を整備し、漕いでいく役割だ。どちらも違った立場で問題に当たるだろうし解決していくことが必要となる。

問題を自ら解決することができる人とはどのような人だろうか。
私は3要素必要だと思っている。
一つは、「好きなことを仕事にしていること」だ。面白いと思うことに関わらないとアイデアも出てこないしそれについて本気で考えることもない。ちょっと大変なことがあると耐えられなくなってしまう。
二つ目は「変化できること」だ。これだけ変化の激しい時代なので常に新しいものを見て自分自身が体感し、自分を変えていくことが必要となる。同じことをずっと繰り返していくという今までの日本らしい作業スタイルでは太刀打ちできない。
商品を出したらお客様に喜んでもらえているのかを深く考える。そしてどんどんブラッシュアップし変化していく。方針が変わることは仕方がないことだ。なぜなら答えのない問題に対していきなり正解することはできないからだ。
三つ目は「受け入れる力があること」だ。これからの時代は相手を敵として見るのではなく横のつながりで助け合っていくべきだ。
昭和初期の商店街を今の時代に合わせたイメージだ。会社が違うけれど同じ地域で働いているので助け合う。お互いの良いところ強みを与え合い地域として魅力的になれば良いと思う。奪い合いではなく与え合い、総合して魅力が上がれば良いのだ。人からのアドバイスも謙虚に受け取り、自分のフィルターを通して新しく表現していく。今までの自分の引き出しだけで考えてはいけない。

経営者として自分はまだまだだが同じ飲食店の先輩がアドバイスをくれている。
そのアドバイスは飲食店経営を通してどのように生きていけば良いのかまで教えてもらっている気がする。人には能力があり、それは人それぞれ違う。
他の人のやり方は全く同じことはできないが、自分の得意なことを見極め、それを強みにすると決めて伸ばしていく。
たくさんの人を好きになり喜ばせていくビジネスというゲームを楽しんでいきたい。

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