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最低賃金上昇で困っている経営者の方へ

最低賃金が10月から上がる。
今年は東京都は50円上がるとのこと。なかなかの上がり幅である。
それについて思ったことを書いていく。

最低賃金の上昇

10月からの最低賃金上昇に伴い、アルバイトさんの時給も皆上がる予定だ。
最低賃金近い金額で働いてもらっている会社なことがまず残念なのだが、事実として飲食店の利益率は低め。最低賃金から上のレベルでの事業展開ができなくてはならない。
そうではない会社は潰れて他の生産性の高い会社に人を回せというのが国の方針だ。

中小企業はどのようにすべきか

シンプルに価格を上げていくしかない。水道光熱費、原価、人件費全てがもの凄いペースで上がっている。
人を雇っている中途半端な企業は潰れてしまうだろう。
ここのタイミングで価格をしっかりと上げても買ってもらえるようにしなくては中小企業は勝てない。
シンプルに価格は上げるべきだ。

給与は高く

価格を上げる代わり働く人たちの給与もしっかりと上げていかなくてはならない。
当たり前なのだがお金の面でも人の不満は出てくる。そして優秀な人ほどスッと辞めていく可能性が高い。
人が辞めていく時ほどダメージが大きいことはない。
労力がかなり嵩むし精神的な疲労も大きいのでそのような事態を避けるよう、給与は上げていくべきだ。

経営者のやること

経営者は現状を働く人たちにありのままの状況を共有した方が良い。
そしてその現状の収支を改善するにはどうしたら良いのかを率直に伝える。
結論、売上がなければ利益は出ない。利益がなければ給与は上げられない。
そこで一緒に踏ん張ってくれる人たちとチームを組み、未来の給与を上げていけるように話すべき。
人の不満とのコミュニケーションは経営者の避けられない重要な仕事の一つだ。

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