221201_経営者1年目が考える計画

12月はパティスリーにとって最も稼ぐことのできる勝負の月だ。
間違いなく1年で最も忙しく需要がある。クリスマス周辺の3日間くらいが怒涛の商品出庫となる。

今赤字できているが12月は黒字に持っていける現実的な数字での予算組みができた。
人件費と原価を30%以下にするべく、数字に基づいてシビアに計画を立てた。
当たり前のことなのだが今までできていなかった。

どこか「これくらい売上いくんじゃないか。」という甘い自分の欲が入った数値目標にしていた。
元々人件費が非常に高かったので、売上がないと人件費をカバーできない現実から、そのような予算立てをしていた。

しかしながら、この人件費しか使えないからこれでシフトを組んでくれ。と依頼する方針に変えた。
自分は作ることができないのでそのシフト組みは各店の責任者に依頼している。

その責任者は今までのやり方をベースに考えるので「無理です。」と言われる。ただ「無理でなく今までのベースを捨ててでも1から考え、できるように組まなくてはならない。」と繰り返し伝えた。

今までこうだったからこう。といった過去に縛られてしまっていては新しい黒字になる仕組みは作れない。
12月は売上が取れるのでなんとか今までの仕組みの人件費の使い方で黒字化できると思うが、1月からは新しい仕組みに変え、理想の営業を目指していく。
組織を変えることができるか非常に楽しみだ。