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「営業マン」がいる珈琲店は強い【MEMO】

珈琲に関するニュース/情報をインプットし、
噛み砕いてアウトプットするマガジン。
「COFFEE_MEMO_365」のマガジン記事です。

2020.7.17

【今回の引用記事】

【概要】
サラリーマンが自分で稼ぐ力を身につけるにはどうすればいいか。
ビジネスオーナーの俣野成敏氏は「副業・独立にかかわらず、ビジネスをしていく上での最大のポイントは『自分のお客さん』を見つけられるかどうか」という。
一方、技術で起業しようと思っているのであれば、今いる会社との競業を避けることが大切。
そして、「ウリとなるような技術がない。でも副業を始めたい」という人へのオススメは、
セールスそのものを副業にしてしまうこと。
「手に職」で勝負をしようと思えば、今から蓄積を始めても、モノになるのに何年かかかるが、セールスの場合は正しい方法を身につけさえすれば、早ければ数カ月後には結果が出せる。
そしてセールスとは、
「売る」ではなくて「売れる」です。
より正確にいうなら、
「売れる仕組みをつくること」。
仮に高い技術力や能力があったとしても、買ってくれる人がいなければ「業」にはならない。
副業の選択肢としてセールスが一考に値すると考える理由は、そのこと自体が副業として機能するのはもちろん、自分のスキルが商材となる場合にも、セールスが強力な武器となるからだ。
商売で一番大事なのは、商品・サービスが売れること。
どんなに良い商品を開発しても、知らなければ顧客は選ぶことができない。
世の中には、良いモノなのに人知れず消えていく商品が山のようにあり、売れている商品は品質を高めるのと同じくらい、売れるための努力をしている。
その中の一環として、必要なところに必要なモノを届けているのがセールスだ。

【MEMO】
僕は、
珈琲店で働く前は約3年半ほど BtoBで、
珈琲店を辞めた後は BtoCで、
それぞれ営業として働いています。

営業とは奥の深いものです。

少額案件からとてつもない高額案件まで、
形ある商品から形のないサービスまで、
お客さんのニーズに応え、あるいは気付かせ、
企業や店の利益も考慮し、
日々戦略を立てる。

そして、
最終的にその商品やサービスを買うか否かを選ぶのは顧客です。
言い換えると、「選ばれる理由」があれば顧客はそれを買います。
営業の仕事とは、その理由を
・見つける
・作り出す
・気付かせる

そういう仕事です。

それが出来たとき、
「売る」ではなくて「売れる」になります。

例えば珈琲店において。

街中にはホントにたくさんの珈琲店があります。
そのそれぞれが、同じ「珈琲」という商品を扱いながら、競合しつつ共存しています。

ではなぜその地域のナンバーワンだけでなく、
その他の店も、シェアを全て取られずに営業が出来ているのか?

そこには、
やはりそこに来るお客さんに選ばれる理由が何かあるからです。

それが、
商品のクオリティ、鮮度によるのか。
接客サービスやスタッフに魅力があるのか。
価格が合っているのか。
はたまた単純に立地なのか。

この理由に、明確に答えられる珈琲店は果たしてどれぐらいあるでしょうか。

こういった中で、
理由を見極めて「売れる仕組みをつくる」セールススキルを持った珈琲店は強いです。

もっと深掘りすると、
珈琲店には「敏腕営業マン」が居たほうが良いんじゃないの?ということです。

珈琲店において、
店の中ではなく外で仕事をするポジション。

これはありそうでなかなか無いんじゃないでしょうか。

自店の売上げに繋がるような新たな取引先や催しの情報収集や参加交渉、あるいは出張先でセミナー等の活動など。
例えば店を指揮する店長の役割の人が、こういった店の外でのアクティブな動きはなかなか出来ません。
本当はもっと理想に向けてアクションを起こしたいのに店の仕事に手を取られて踏み出せず、モヤモヤしている店長も意外といるんじゃないでしょうか。

また「営業担当」という、商品説明や交渉、商談力に長けた専門的なポジションは、
他者からしてもその珈琲店の権威づけにも効果があります。

営業・セールスというと珈琲店とは離れた存在のように見えますが、本質的な部分を見ていくと絶対必要なポジションだと思います。

理想を言うと、
数ある商材のひとつとして珈琲を扱う、外部から来た営業。
よりは、その店・その珈琲が心から好きでそれを広めたいたいう内部からの営業がベストですね。

店長と営業がツートップの珈琲店。
絶対強いと思います。



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