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関係性がビミョーな人を褒める

嫁に毎日10000回、感謝の言葉かけ。
これでどんな夫婦だってアツアツ(死語)よ。
ネテロもびっくりの離婚危機を置き去りにする
最強関係向上法を編み出してしまった。

いやさすがに一日10000回は難しいけど
10回とかならいけそうじゃないですか。
起きたときと、午前午後にそれぞれ1回、
朝食の前後、昼食の前後、夕食の前後、
そして寝る前に1回。これで一日10回。
ほら、なんかいけそうですね。いけるいける。

そんな感じで一日10回は嫁を褒めていると
褒めた分だけ会話が増えます。
会話が増えるということは
一緒の時間が増えるということであって
どうあっても仲良くなってしまう。
うーんやっぱり完璧な方法だ。感謝万歳。

閑話休題。

好きな人に「ありがとう!」とか
「その服似合ってるね!」っていうのは
けっこうハードル低いですよね。
家族とか親友に言うのは全然普通のこと。
令和に生きる我々なら必須科目です。

でも、これが嫌いな人相手ならどうでしょ。
この人苦手だなぁ・・・って人に向かって
「ありがとう!」も「似合ってるね!」も
なかなか言いづらいじゃないですか?
言いづらいというかむしろ言いたくない(笑)。

そう、やっぱり嫌いな人を褒めるのって
かなり難しいんですよね。
だって嫌いなんだもん。話すらしたくない。

そして、嫌いな人と並んで褒めづらいのが
『初対面の人』。
どうでしょう、初対面の人をスマートに
褒めることってできます?難しいですよね。
そんなことが出来る人はコミュ力おばけです。

ではなぜ、好きな人を褒めるのは楽勝だけど
嫌いな人や初対面の人を褒めるのは難しいのか。
それはお互いの関係性が重要なポイント。

好きな人とは関係性が良い人のこと。
これを言い換えると
「こちらの言動を好意的に受け取ってくれる人」
つまり安心感があるから、褒めやすいんです。

嫌いな人とは関係性が悪い人のこと。
これを言い換えると
「こちらの言動に否定的でケチをつけてくる人」
つまり不信感があるから、褒めづらいんです。

初対面の人とは関係性が未構築の人のこと。
これを言い換えると
「こちらの言動次第で好きにも嫌いにもなる人」
つまり嫌われたくないから、褒めづらいんです。

まぁ、無理してまで嫌いな人や初対面の人を
褒める必要なんてないんですけど
仕事がらみとか、近所付き合いでどうしても
印象を良くしたい時ってあるじゃないですか。

こんなとき無理に相手を褒めてしまうのはNG。
(あ、こいつ無理やり褒めてるな)というのが
伝わってしまいます。特に女性には伝わります。
そしたら台無しじゃないですか。

そんな時に使える技。
あまり関係性が良くない相手を褒める技を紹介。
私が使ってますけどけっこう効果あります。

それは『相手の過去に着目する』。

まず、関係性が良くない相手っていうのは
知っている情報が少ない相手とも言えます。
年齢とか、出身、趣味なんて知らないでしょう?
現在の情報を知らないからこそ、過去を見ます。
たとえばこんな感じで。

「〇〇さんは以前どんな仕事してたんですか?」

そうして聞きだした仕事と現在の仕事を比較すると
必ずそこには変化が見えるじゃないですか。
以前は営業職で、今は独立してフリーランス、とか。
以前も今も同じ職種だけどキャリアアップしたとか。

大きな変化があれば「環境の変化に対応できる人」と
褒めることができますし
小さな変化であっても「一貫性のある人」ですねと
褒めることができます。

こうして事実に基づいたビフォーアフターの話は
相手が嫌いだろうが初対面だろうが
そこにおべんちゃらの入り込む余地はないので
純度100%相手を向いて褒めることができます。
結果、相手は悪い気がしません。
関係性が微妙な相手でも褒めることはできるんです。


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