2023.12.19 エスプレッソの話

 今日は、働かせていただくことになったカフェでコーヒーの研修会があるとのことで参加させていただきまして。内容としては「エスプレッソ」でした。そもそもエスプレッソって?って話から、ハンドドリップの時との大きな差だったり。実際に微妙に状況を変えたエスプレッソを飲み比べて味の違いを見ました。酸味、甘味、苦味。色々な味を感じながら、そのバランスはどうか。アフターテイストはどうか。最初の一口目の感じ方はどうか。そのエスプレッソのテイストから、それを使ってラテを作った場合の味も想像しなければならなくて。今日は実際にそう言った違うテイストのエスピレっそを使ってラテも作ってもらい、その違いを取ったりもして。

 エスプレッソをそのまま飲むっていう文化がほとんど日本にはまだないのが現状で。日本では最近やっとラテを飲む文化が定着してきたのかな。やっぱりハンドドリップの圧倒的な強さにはまだまだ敵わなくて。そもそも1日で出る数も少ない中で、そこ(エスプレッソ)にこだわりを強く持って取り組んでいけるかどうかっていうのが大事っていう話もあって。僕はやっぱりバリスタの経験を初めて積んだのがカナダってこともあって、エスプレッソに対する思い入れは強い自覚があって。カナダで働いていたのはBlenzってカフェで日本でいうところのタリーズ的な感じかな?(わかんないけど。笑)で、毎日朝のシフトの人が味を見て調節するってことをなされているわけではなくて。もう毎日ずっとマシンに決められた分量でただ淡々と作ってるってだけで。なんなら、ここで初めてバリスタ始めましたって人ばかり働いてて。でも、やっぱりヨーロッパの人もたくさんお客さんとしてくるので、エスプレッソそのものが出る数も結構あって。ラテやらなんやら全部合わせていくと、1日にエスプレッソを落とす回数は100近くは普通に行ってたんちゃうかな。(ドリンクのサイズによっては4ショットだったし、とにかくエスプレッソだったな。)そうするとやっぱり味を見てみようってなって。でも勝手にマシンのプログラムを変えるわけにはいかないから。どうしたかって、豆の量を若干変えたり、タンピングの強さを若干変えたりっているそういう微々たる変化を与えるくらいしかできなくて。でもそれをすると明らかに変わるのはわかってて。だから今日のことはすごく興味深かったし、じゃあその変化をうまく利用して日本人の好むエスプレッソに近づけたり、あるいは作る人によっての差を限りなくなくすための方法ってどこなんだろうっていうのを考えたりして。

 まずはやっぱり今の自分の手の届く範囲でできることを最大限やっていくところからで。それはまずタンピングの部分だったり、ミルクスチームの部分だったり。スチームはどうだろうか。ほぼ2ヶ月触ってないから不安しかないけど。なんならラテアートも。スワン描けるようになりたいな。2023年の終わりも近づいてきて。2024年の目標も含めて改めて励もう。

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