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贅沢なことが必ずしも良いとは限らない

僕は昔からペラペラの布団で寝ている。
いわゆるせんべい布団ってやつだ。

どのくらい薄いかというと、
そこそこ地面を感じれるくらいの薄さだ。

一応マットレスは敷いてるもののそれも薄い。

世間的に「薄い=安もの=悪い」と捉えられがちだが、僕はこの薄さが案外好きで寝ている節がある。


小学生の頃、弟と2段ベットで寝ていたのだが、なぜか数年したときからわざわざ2段ベットのすぐ横に布団を敷いて寝るようになっていた。

せっかく買ってもらったのに、
そこで寝ないという暴挙。

お母さんお父さんごめんなさい。笑

別にベットが嫌いなわけではない。
寝ようと思えば全然寝れる。

でも地べたに敷いた布団の方が断然落ち着くのだ。


それからというもの布団の方が好きになってしまい、
ずっと僕の生活は布団と共にある。

布団が好きな僕からすればベットは、場所をとる、処分に困る、組み立てや移動が面倒などデメリットのオンパレードでしかない。

すると、この前ハライチの2人がラジオで、腰痛の話の中で、結局せんべい布団が一番なんだよなぁと言っていて、まさかこんなところに同志がいるとは!と分かってもらえた気がして少し嬉しかった。他にもNMB48の山本彩さんこと「さや姉」もお布団愛用者だということを耳にしたことがある。

ただ一つだけ決定的なデメリットが布団にも存在する。

それは、

「見た目がダサい」ということ。笑

このデメリットのパンチ力は凄まじく、こいつひとつでベットのデメリットを全て、仕方ないと飲みこめてしまうほど強烈な破壊力を持っている。


もし、彼女もしくは彼氏がいたとして、お家にお邪魔することになった時、ペラペラの布団が一枚ペロッと敷いてあったらどういう気持ちになるだろうか。

一周まわって面白いと一緒に笑ってくれるひとであれば最高だが、自分で布団を使っている僕でさえも、ちょっとだけ嫌かもしれないと不覚にも思ってしまった。笑


実家のじいちゃん家に帰省したときも必ず布団で寝る。

みなさんが頭の中に描くじいちゃん家像に
畳の部屋の真ん中に布団のあの感じで間違いない。

いつも大変ありがたいことにご飯を食べていると、いつの間にか布団を敷いてくれるので、いつも甘えてしまうのだが、その布団の毛布の枚数が異常に多い。

「寒いと風邪引くから、あったかくして寝ろ!」

東北の雪国なので気持ちは分かる。
でも、敷き布団の上に電気毛布→タオルケット→身体→毛布→羽毛布団→毛布という僕はこれから冬眠でもするんかというくらいの芸術的なミルフィーユ状態の中、寝かせられる。

僕はいつも真冬でも敷き布団→掛け布団→毛布くらいの薄さで寝ているので、とてもじゃないが暑くて寝れない。

暑くて寝れないので、寝る直前にいつもの2枚掛けスタイルにしてから寝るのだが、夜中トイレに起きたじいちゃんが見回りに来て、せっかく自ら剥いだ毛布を寝相と勘違いしてもう一度かけ直してくるのだ。

お願いだから察してくれ!!😅

と汗だくで夜中に目が覚めたときいつも思う。


どちらとも「なにを贅沢なこと言ってんだよ!」と思われるかもしれないが、贅沢なことが必ずしもその人にとっての幸せや満足度に繋がるとは限らない。

ビートたけしも噂では自分の部屋は4畳半の広さしかないらしい。身の回りのものが今いる自分の位置から手が届くから楽でいいんだとか。

これにはすごく共感できてしまう。笑


ただの貧乏性なのかもしれないが、変に背伸びしたり、贅沢したりせず、自分の身の丈にあったものをいつまでも好きでいれるというのは僕は素敵なことだと思う。

あなたにもあなたなりの等身大の幸せがあれば、
ぜひ教えて下さい。


おまけ。

僕の布団の厚みはこのくらい。



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