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【コース紹介】短期集中日本語イマーシブコース7期・7週目 Hackathon Night

こんにちは。コードクリサリス・コピーライターのAyanoです!
このnoteでは、私たちの短期集中日本語コース(イマーシブ)7期の内容をレポートしています。

今回は、7週目の金曜日に行われたHackaton Night(ハッカソン ナイト)についてレポートします。

Hackaton Nightとは、ある企業とコラボレーションしてその企業のプロダクトを用いたアプリ開発をするイベントです。
今回はユカイ工学とコラボレーションしました。
ユカイ工学はロボット開発を主軸にした会社です。ロボット開発の技術をもとに受託開発をしたり、自社プロダクトも販売しています。

本イベントではユカイ工学のコミュニケーションツール「BOCCO emo」を用いたデモを行います。火曜日にBOCCO emoを使用したアプリ開発を行うことやチーム分けが発表され、金曜日にはスライドを用いた発表も行うという駆け足のスケジュールです。

チームは日本語イマ―シブ7期と同時に行われている英語イマ―シブ24期、国境を越えて編成されます。こうした多様性あふれる環境はコードクリサリスの特徴のひとつとなっています。

ここからは、各チームの発表をレポートします。

チーム1:Positive Emo-chan

Positive Emo-chanチームは全部で4名。テックリード1名・フロントエンド2名・バックエンド1名というチーム内の役割を決めて開発を進めました。

Positive Emo-chanチームが開発するアプリのコンセプトは以下です。
BOCCO emo自体のかわいさを活かしつつ、シンプルな動作のAPIの開発を目指します。

ペルソナは以下のように、名前や住んでいる場所、どんな会社に勤めているのかといった情報を定めています。

開発環境は以下の通りです。
Javascriptを用いたバックエンド・フロントエンドのライブラリを用いて開発し、Herokuでデプロイするという流れです。

実際にデモも行います。
テックリードのRomanが、ブラウザでemoちゃんアプリをクリックすると、手元のemoちゃんが喋ります。
「Small progress is still progress.」は、日本語だと「千里の道も一歩から」のようにすこしずつものごとを進めましょうというメッセージです。

チーム2:RPB

RPBチームは全部で3名。テックリード1名・フロントエンド1名・バックエンド1名という役割で開発を進めます。

RPBチームが開発するBocco emoは以下のコンセプトで開発されました。

ペルソナは以下です。2チーム目のPositive Emo-chanチームと全く異なるペルソナが設定されることから、同じプロダクトを用いながらも個性豊かな開発が行われる様子に面白さを感じます。

「遠くに住む孫と遠隔で遊べるアプリ」というコンセプトで、Bocco emoを通じて「だるまさんが転んだ(Red Light/Green Light)」を遊べるアプリを開発しました。

以下はデモのシーンです。画面下のメンバー・MahoさんがスマートフォンアプリからBocco emoを起動させ、画面上部のBrianとRichardに向かって遠隔でだるまさんが転んだゲームをしていました。

開発環境は以下の通りです。
Javascriptを用いたバックエンド・フロントエンドのライブラリを用いて開発し、insomniaで動作テスト、Herokuでデプロイするという流れです。
また、RPBチームの特徴としてBocco emoに独自のモーションをつけるために、モーションエディターを使用しています。

チーム3:talktive

talktiveチームは全部で3名。テックリード1名・バックエンド2名というチーム編成です。フロントエンド担当がいない唯一のチームです。

ペルソナは以下の通り。
1人っ子で親がいないことが多く、親が安心でき一人で過ごせる8歳の男の子Taroくん。

以上のペルソナを踏まえて、以下の3つの機能を持つアプリケーションを開発しています。
1)宿題をするモチベーションが上がるようにほめてくれる
2)ひとりでいるとさみしいので、ひまつぶしを提案してくれる
3)人生の教訓をおしえてくれる

8歳の男の子が簡単に使えるために話すだけで使用できるものを開発したいという意図がありました。

デモの紹介です。
「宿題終わった」と話しかけると、そのワードに反応してBocco emoがほめてくれます。さらに、夕方5時よりも早い時間に終わったと言うと、たくさんほめてくれる機能が面白いです。

また、話しかけた内容は時間とともに両親に送信される仕組みになっているので、会社などにいても遠隔で子供が宿題をする様子を見守れます。

(talktiveチームはこのほかにも「ひまつぶし機能」と「教訓機能」も実装していましたが、記事では割愛しています)

制作期間が短いことから、Bocco emoでできることを洗い出し、MVP/必須機能として「宿題」機能の実装を目指し、それが完成したら「ひまつぶし」「教訓」を開発していこうという流れでした。

開発環境はバックエンドとHerokuのみというシンプルなものですが、使用したAPIは以下の4つでした。
Bocco emoのAPIのほかに、機能を実装するために必要なAPIを活用しています。

どのチームも個性的なアプリケーション開発を少ない日数で行い、定めたペルソナに見合った機能を実装していたのが、すごい点だと感じます。
ここまで制作するのも難しいチャレンジだったはずですが、どのチームもさらにブラッシュアップしていくとのこと。向上心の高さに刺激を受ける発表でした。

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