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「市場価値」と「コモディティ化」の関係 vol.1

前回までキャリア形成×マーケット理解を書いてきましたが、今回からは「市場価値を高める」という点について書いていきます。

筆者はよく転職相談やキャリア相談を受けますが、その中で「市場価値をあげたい」「市場価値が高い仕事をしたい」という話がよく出てきます。

便宜的に、「市場価値が高い=世の中の多くの企業に必要とされる」というイメージがわかりやすいが、相談受けていると多くの場面で気づくことがあります。

それは、「市場価値を高めたいという人がほとんどコモディティ化している」ということです。

コモディティとは日用品の意味ですが、「誰でもできる仕事」のことを指します。

医療職は専門職であり国家資格ですが、年間数千人~数万人増えており、スキルの差が診療報酬に反映されないので、強制的にコモディティ化に向かう状況ともいえます。

医療制度自体、同程度の医療の質を保証しないといけないため、医療技術自体が他と差別化を図ることが難しい仕組みにはなっています。

医師であれ、看護師であれ、理学療法士であれ、作業療法士であれ、『個人として』コモディティ化を脱することは可能です。これが、医療専門職が「“個人”として市場価値を高める」ということになります。“資格”の市場価値ではありません。

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