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①最良の選択論(決断思考法)
人生の様々な選択に後悔しないようにするには、どうしたらいいのですか?
それは、二つのことをやればいいだけです。
*一つ目は、理性で正しい選択をすればいいこと。
*二つ目は、過ぎたことをクヨクヨしないこと。 以上
正しい選択が何なのかすら、わからずクヨクヨと考えて悩んでしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?と質問求められたので、最良の選択ができる人間になるためのトレーニング法を解説しようと思います。
選択には、正しい判断力とそれを速やかに実践する行動力がいります。
ただ問題は、自我が強いとその心の働きが、すべて邪魔をして、うまくいきません。 正しく判断するには自分の感情を無視して<理性>の力を鍛える必要があります。
注意することは、人生は自己責任であり、道を選ぶのは、結局は自分自身なのですから絶対に他人のせいにはできません、ここでは基本的なことを解説して、応用編と実践編はメンバーズシップで解説しようと思います。
第一:人生は選択の連続。
<生きる>というのは、さまざまな選択の連続です。人間は生まれてから死ぬまで、赤ん坊のころから老人まで、小さなことや大きなこと、実にいろいろな選択を毎日忙しく選択をしています。そして小さなころから、より早く自力で生きていけるようになるために、たくさんの選択的知識を身につけていきます。(選択の成功と失敗の経験から)
それと同時に、自分の感情や思い<自我、エゴ>というものが入り込んできます。
そして、この自我は悩みの失敗や悩みの原因にもなります。
トラブルの原因になるは<自我の侵害>
いじめ問題も自我が否定されたと感じる処で起きます。
いじめにもいろいろありますが、その裏にある深層心理は<自我の否定>にあります。 会社が嫌になるのも、根っこにあるものは同じです。
自分に合った仕事をさせてもらえない、愚痴を言う、人間関係につかれたなどよくいいますが、その裏側には、自我が否定されているという思いがあるのです。 逆に我々が楽しいと思うのは、自分の自我を認めてくれる人と一緒にいるときです。
自我というのは結局のところ、<自分が一番大事>という深層心理ですから、そういう感情を強く持っている限り、本当に他者と互いに認め合うことはできません。
つまり、みんな手に入らないものを、求めていることになります。
もっといい人が、もっといい物が、と考える人は、<自我愛>という名の病気です。自我愛の病気をさっさと追い払い、目の前の相手や事に集中して、仲良く暮らすことを考える方がいいと思うのです。
結婚したら、その結婚生活をいかに幸せにするかが仕事になるのですから、
そうしないと、死ぬまで自我愛に惑わされる。
人間とはなんと悩ましい生き物か。自我の錯覚というものが一生涯ずっと追いかけてくる。さらに死後まで追いかけてきて、悩みの種になってくる。
ではどうすればいいのでしょうか? どのような生き方をし、選択をすれば、その苦しみから脱することができるのでしょうか?
ものごとの判断と選択を、自我というもの、感情というものを抜きにしてやればいいということです。
スリランカ上座部仏教 長老の法話より
つづく(メンバーズヘ)
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