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短歌集「流るるる」+α
1
世紀末みたい金曜日の夜は(なかったことにできたならいい)
2
新宿にシンジュが隠れていることにもう意味がない すべてきらめき
3
西口のネオンサインの暗いとこ そういうふうに生きていけたら
4
本当は寂しいくせに「助けて」が言えないひとの冷たい夜長
5
新宿を始点に走る箱たちは西へ西へと許されてゆく
***
こんばんは、笹塚です。金曜日の夜の新宿を乗り換えて帰ってきました。なんだろう、不思議といつも以上にサバイブ感。帰りの電車で詠んでみました。
さて、短歌集「ななめ」改め「流るるる」がこの度、脱稿しました。渾身の99首、11月の文学フリマでお披露目予定です!
さらっと書きましたが、詠み下ろし99首です。ドヤァ。なぜあと一首詠んでキリのいい数にしなかったのかと問うならばー(問うならばー←明日チケット抽選発表の某バンドのノリで)、紙幅がうまく割けなかったからだー、あと別段100ぴったりにしなきゃならないってこともないからだー。
これまでの短歌に対する姿勢というか認識を大反省して、私なりに精一杯を出した一冊になりそうです。印刷はこれからなのですが、完成が楽しみです♪ と、ハードルを自分からどんどん上げてますね。
現時点で文学フリマ東京は開催予定なので、お会いできる方がいらっしゃればお会いできたらとても嬉しいです!
文フリ後に通販も予定していますので、こちらも気長に待ってもらえたらと思います。
ではでは、皆さまよい金曜日の夜を〜( ^_^)/
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