心と歩く

福祉を学ぶ大学生。聞き書きボランティア隊員。30歳で統合失調症。闘病を経て回復。本好き…

心と歩く

福祉を学ぶ大学生。聞き書きボランティア隊員。30歳で統合失調症。闘病を経て回復。本好きが高じて自分史を2023年9月に上梓。趣味は読書、学び直し、文通、聞き書き、音楽鑑賞と美術鑑賞と初心者園芸。本が大好き。ここは書斎兼書庫。

マガジン

  • 地道に勝る魔法は無し

    23年4月。念願の福祉系大学の通信教育部へ入学し、学び直しの日々が始まった。このマガジンは、学び直しの日々の日記、エッセイ集にしたい。

  • My southern belles

    随想録。2023年10月開始。

  • 文通だより

    2018年12月より文通を始める。手紙を書いているとき、読んでいるときには色々と感じること、考えること、学びが頭をよぎる。そのためのお手紙日記をここに記そう。

  • COCOROTREK聞き書き隊(活動記録)

    22年12月、初めて「聞き書きボランティア講座」というセミナーに参加。その奥深い活動に魅了され、テープ起こしが趣味になる。その活動の記録など。

  • ipadmini de 気軽に絵手紙

    文通を始めて5年になる。むかし絵を描くのが好きだったのを思い出し、絵手紙に挑戦!…と思ったけれど道具がわからない。道具を揃えられないので、ふと思い立ち手元にあったipadminiで描き始めた♪ 気軽で楽しい絵手紙作品をご紹介。

最近の記事

  • 固定された記事

ご訪問の皆さまへ

このたびは、ご訪問いただきありがとうございます。 このように心をとめていただけることを大変嬉しく思います。 私との出会いが、生きづらさを持つ人、その周りにいる人の生活に、春の風となって吹き込むことを願っています。 50年近くになるこれまでの人生を、心の病の闘病や葛藤で過ごし、乗り越え乗り越え、回復し、元気を取り戻した経緯を持っています。今でも、月に一度精神科クリニックを通院していますが、今が春だ!と感じるくらい、清々しさを感じています。 今が春。青春のやり直しをしようと

    • 新しい窓をひらくとき

      心地よい朝です。新しい自室の窓からは、ひんやりした秋風がそよぎそよぎ顔を見せてくれています。 みなさんは、いかがお過ごしでしょうか? こんにちは。このたび関東の港町から、東海の街外れへと引っ越してまいりました。具体的には、横浜市から名古屋市の端っこへという感じです。 引っ越して、ちょうどひと月が経ちます。 引越しはどうだったかって? そりゃあ、いまからひと月前の、猛暑の中を想像してみてください。大変でした。あの猛暑の中で、エアコンが4日も遅れて設置になったのです。すっかり

      • 本を読む前のセルフ・コンパッション

        昨日、『セルフ・コンパッション』という金剛出版発行の本が手元に届いた。読み始めてすぐに私は本を閉じた。 読んでしまう前に、自分の頭の中にある思考を書き出しておく必要があると感じたからである。 この本を取り寄せる経緯は、インターネット上で「コンパッション」という未知なキーワードに引っかかり、調べていくうちにそのキーワードに魅力を感じ深く知りたくなったからであるが、この本のタイトルに、4〜5年前に読んだ『サバイバーと心の回復力 逆境を乗り越えるための七つのリジリアンス』という

        • 多忙すぎるPSWの方々の現場を思う

          昨日、ある精神保健福祉士さん、つまりPSWさんから返信のメールをもらった。福祉系大学へ私がこのたび入学したことを報告したので、その返信をくれたのだった。 そこには、「幸せのお裾分けをもらった気がしてとてもありがたいです」という趣旨の私への祝福の感想が書かれてあった。それだけではなく、さらにそこには「(PSWさん自身が)定年を迎えても、嘱託としてますます多忙な日々を送っている」ということが書かれてあった。私は、そのメールの文面からPSWの現場の切実な多忙さ、悲鳴のようなものを

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        • 窓辺にスパイラルフラワー
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        記事

          相談援助のプロセス-文通での経験を通して

          2023年4月、日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)に学びの扉を叩いた。日々の学びの中で感じたこと、考えたことを日記エッセイとして書き出しまとめている。 少し自己開示をすると、私は心の病のサバイバーだった。いまの私は文章を書くことが好きで文通を始めて今年で5年目になるが、文通で文友さんへの手紙を書いていると、自分が実はとてもおしゃべりなことに気づかされ驚くことがたびたびあった。私には、言葉が喉元で引っかかり口から出てこない失語的な症状、あるいは対面で話をするときに手が震えて

          相談援助のプロセス-文通での経験を通して

          地道に勝る魔法は無し

          2023年4月3日月曜日。日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)での、待ちに待った学びが始まった。まずは、全ての学生が履修する「福祉経営序論」の受講から始めた。 「序論」だから、「序章」とか「序曲」でしょ。サラッとテーマを広く浅く撫でるのでしょう…と少し舐めて、1日に一章クリアすれば、そのうち単位取れるでしょ。なんて構えていたら、「序論」の沼にハマってしまった。 なにせ支援者の立場はど素人だから。知らないことばかり。知りたいことばかりがすでに「序論」に登場し、そのスリムにま

          地道に勝る魔法は無し

          「聞き書き」の効能

          「聞き書き」とは?「聞き書き」とは、誰かの話を聞いて、それを語り手の話し言葉でそのままで書いて記録し、手作りの活字本にする活動です。いわば、語り手と聞き手の対話(インタビュー)を通して生まれる自叙伝です。  なぜ語り手の「話し言葉」で記録するのかというと、語り手の言葉に、語り手自身のイメージが乗り移り、読む人に語り手のイメージをそのまま残すことができると考えるからです。  「聞き書き」に公式の規定はありませんが、「聞き書き」を提唱する聞き書き作家の小田豊二氏によると、「聞

          「聞き書き」の効能

          俳句を春風に乗せて

          今朝、ベランダで洗濯物を干しているとき、足元に桜の花びらが一枚落ちているのに気がついた。そのとき、ふと俳句が思い浮かんだ。 高窓に 花の便りぞ 迷い込む せっかくなので、あとでイメージをスケッチしてみた。 春の風を感じていただければ幸いです。 俳句は、父が楽しんでいるのを知って、最近入門したばかり。 助詞の使い方もわからないので、感覚で詠みました。 これから勉強しま〜す。

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          聞き書きボランティア始め

          聞き書きボランティアとは聞き書きボランティアとは、語り手との会話を記録し、一冊の冊子にして差し上げるボランティアです。 聞き書きボランティアは、話したいと希望する語り手を探し、語り手のお話を伺い、その時の会話を、語り手の話し言葉で書いて、その語り手らしさを表現し、一冊の冊子にして、無償で語り手にお渡しするまでが活動です。 そのお渡しする冊子は、語り手の家族や孫、曽孫(読むひと)が楽しめるように心をこめて作ることが理想で、そのために語り手と聞き書きボランティア隊員が二人三脚

          聞き書きボランティア始め