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聞き書きボランティア始め

聞き書きボランティアとは

聞き書きボランティアとは、語り手との会話を記録し、一冊の冊子にして差し上げるボランティアです。

聞き書きボランティアは、話したいと希望する語り手を探し、語り手のお話を伺い、その時の会話を、語り手の話し言葉で書いて、その語り手らしさを表現し、一冊の冊子にして、無償で語り手にお渡しするまでが活動です。

そのお渡しする冊子は、語り手の家族や孫、曽孫(読むひと)が楽しめるように心をこめて作ることが理想で、そのために語り手と聞き書きボランティア隊員が二人三脚で取り組み作り上げます。

聞き書きで生まれた冊子の内容には、法的な根拠は発生しません。例えば、遺言の文書にはなりません。しかし、個人情報ではあります。ですから、この活動で作る冊子は、語り手の方へお渡しする記念の一冊と記録用としてボランティアが保管しておく一冊の、合計二冊が原則です。それ以上の選択は、語り手の方の権利であり、仕様の変更や更なる増刷などのご希望はご本人からご相談いただく形をとります。

ですから、個人情報が不特定多数の人間に勝手に流れる心配はありません。それよりも、肩の力を緩めて、そのときの会話を楽しんでいただきたいと思います。その会話の楽しさを後世に残す、あるいは後世に語り手が伝えたいことを文字に通して伝え残すことがボランティアとしてのこの活動の本意です。

どうぞ、語り手になってくださる際には、語り部ボランティアをするお気持ちで、気軽な気分で、大いに楽しんでご参加いただければと願います。

お問い合わせは、下記サイトまで。


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