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「自分らしい」佇まいから、もう一度

「自分らしく生きる」 ー というコトバを分解してみると、「自分らしい心持ちで」「自分らしい行動をする」ということになるのかなぁ、と思います。私なりの解釈ですが。

「心持ち」と「行動」。
この「心持ち」は、英語でいえば Being にあたるかと思います。ちなみに行動は doing です。

「自分らしさ」は、「あなた本来のエネルギーで、無垢で、無邪気で、しなやかで、伸びやかで、自然なエネルギーの動き」とこちらで書きました。これを「心持ち」と「行動」という言葉にあてはめると、「無垢で、無邪気で、しなやかで、伸びやかな心持ちで、行動する」ということですね。

私たちは、つい「何をするか(行動/doing)」に目が向きがちですが、「心持ち/在り方 (Being)」という土台があってこその行動です。

世界やあなたのいる場所が、ありのままの自分らしいあなたを受け入れてくれるような場所に見えていないのだったら、いきなり「自分らしい行動」は難しいでしょう。

けれど、瞬間的に「自分本来の、無垢で、無邪気で、しなやかで、伸びやかな心持ち」になることはできます。

今日は「自分らしい"心持ち"」を思い出すエクササイズを置いておきますね。

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■自分らしい”心持ち"を思い出すエクササイズ

1.  落ち着いて、リラックスできる時間と場所を選びます。

2. 深呼吸をして軽く目を閉じます。呼吸はゆっくりと。

3.  「ありのままの自分らしい自分」を受け入れてくれる安心/安全な場所をイメージしてみましょう。

イメージしにくい人は自分らしさをみつけるクイズのなかにある、この状態を参考にしてみてください。

誰からも責められることなく、お金を失うこともなく、
食べることにも困らないとしたら、どんな気持ちになりますか?
誰も責めません。誰も怒ったりしません。
もちろん無視したりもしません。暖かく見守ってくれます。
お金を失うこともありません。食べることにも困りません。

そこはどんな場所でしょう?(明るさは?広さは?)
どんな人がいる?どんな表情でしょう?
実際の場所でもいいし、ありえないような理想の架空の場所でいいです。

4.  その場所に自分がいる、とイメージしてみましょう。
何か好きなことをしてもいいです。好きなことが思いつかないのであれば、ただそこに座っているだけでもいいです。
(ゆっくりとした呼吸は続けましょう)

5. その場所にいる居心地をよく感じてみましょう。特に身体の感覚によく意識を向けて味わってみてください。
どんな感覚が出てきても構わないです。身体のどこかが緩む感じ、暖かくなる感じ、ホッとする感じ、生き生きと動かしたくなる感じ...など、存分に感じましょう。(これが「自分らしい心持ち」に近い感覚です)

6.  適当なところで、おわりにします。

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これは日常のなかで忘れかけてしまっている「自分らしい心持ち」を身体の感覚から思い出すエクササイズです。

エクササイズを積み重ねていくと
自分が「自分らしくない」のか
「自分らしい心持ち」に留まれているか気づきやすくなります。
自分の中心軸を思い出しやすくなる、といってもいいかもしれません。

ちなみに「自分らしい」というと、「こうありたい」「こう見られたい」という理想の自分像を作って、その枠のなかに自分を閉じ込めてしまっていることがあります。ミスチルの「名もなき詩」のサビに歌われているような状態です。

これは「偽」の「自分らしさ」ですよ。お間違えなく。


今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。

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