見出し画像

カウンセラーの自己管理

産業カウンセラーの養成講座を受けてみようかと思う、とお世話になっていた人に報告をした時、2つのことを言われました。

あなたのその、原動力はなに?

うぅーん?と考えて、「同じ後悔を繰り返したくないこと」と「子どもが太陽のかたまりみたいなので元気がもらえること」を話しました。すると、「じゃあ、仕事と家庭のバランスが上手にとれるように、お子さんを大切にしましょうね。」と言われました。確かにその頃は、頭の中が仕事ばかりでしたので、子どものことはもう少し考えなきゃなぁ。と思いましたが、いま思うとその話も私のためだったことが分かります。

その次に言われたことが、それじゃあこれから、

いつでも元気60%以上を目指そう。

・・・でした。えぇーっっ!60%って低くない?簡単じゃない??と思っていましたが「ぜったい、約束よ。」と念押しされたので、執務記録の印刷範囲の外に、今日の私の元気度を記録することにしました。

すると、大体いつも元気70%くらいで、これが平常(いい状態)というのがわかってきます。機嫌よく、意欲的に仕事ができます。勉強もできます。

たまに60%くらいになると、苦手な季節だということが分かります。私の場合は寒いと60%くらいになります。気力でやるべきことができる、という感じです。

60%を切ってしまうと、大変です。機嫌をコントロールできなくなってきます。人のために何かしているどころではない、自分のことでいっぱいいっぱいです。60%以下が続くと、記録もつけなくなります。

そこでわたしが自己管理として行うのは、良く食べて、良く寝ることと・・・

セルフカウンセリング

です。協会のセルフカウンセリングの講習はコロナの影響で中止となり、まだ受けてませんが、このページでのセルフカウンセリングは、自分で自分のカウンセリングをすることを言います。

これは、完全にオリジナルの方法になるのですが・・・素の私と、カウンセラーの私が会話してる感じです。紙上へ書き出してすることもあれば、声に出して対話するときもあります。(もし聞かれたら、怖がられると思います。)

相手が自分なので、考えていることは大体分かるんじゃない?とか、あまり効果は得られず、訓練にもならないのかと思いきや、やってみるとカウンセリングの効果も得られ、素の私が楽になります。そしてたま~に、カウンセラーの私がNice!応答!を打ち出してくる時もあります。不思議なことに、本当に別人としてのように客観的になれますし、私の知っている私は、ほんの一部分だったということがよくわかります。

カウンセラー(志望)の方は、それぞれ課題をお持ちだと思いますが、わたしの場合、課題の克服にもセルフカウンセリングは訓練になります。(人それぞれ課題によっては、効果はないかもしれませんが。)相手が自分だからこそ、恐れずに言える応答もあるのです。

本題に戻りまして、こういったセルフカウンセリングをしながら、よく寝てよく食べて、元気度を60%以上に保とうとしているのが、わたしの自己管理です。


いかがでしょうか。カウンセラーの方々は、どのような自己管理を行っていますか?



この記事が参加している募集

#私のイチオシ

50,892件