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病気休暇を取った話。病院受診は早めに!

私が二度目の病気休暇を取得した時の話です。



突然体調が悪くなったわけではなく、徐々に、めまいを起こすようになりました。
当時は気付いていませんでしたが、簡単な計算ができないくらい、脳が働かなくなっていました。

歩くのにも足元がフワフワし、最終的にパソコンの画面のエクセルの字が読めなくなってしまったので、父親に「耳鼻科へ連れて行ってほしい」と頼みました。

自分での運転は危ないと思ったので頼んだのですが、もうあと10分くらいで病院に着くという時、父親に「病院は受付は何時からだ」と聞かれ、調べてみるとその日は休診日でした。

病院が休診日なのか。何時からあいているのか。そんな簡単なことが判断できないくらい体調が悪かったのですが、父親には「こんな準備ができないから、お前は仕事ができないんだ」と罵られます。

もう、父親に連れて行ってもらうのはやめよう。と別の日にもう一度、耳鼻科に行くことにしました。

危険だとは分かっていながら、自分の運転で耳鼻科を受診します。
心の中では内耳の異常ではないと分かっていました。
残業のし過ぎだと分かってはいたんですが、先に耳鼻科に見てもらってから考えようと思っていました。

耳鼻科の先生は、私の耳を見ることもなく、症状や近況を聞いただけで怒鳴りつけました。
「耳鼻科じゃないって分かるだろ!精神科行け!」初診でどうしてこんなことを言われないといけないのでしょう。

この怒鳴り声は、お会計や待合いまで聞こえていたようで
受付の女性たちが「なんなの?」「めまいだって」という会話が私のところまで聞こえてきました。

こんな内容の診察でも、診察料をしっかり取られました。



「もうダメだ」と思う前に病院探しをしましょう。
と、私がいつも言っているのは、こういうことが起こるからなんです。

心療内科や精神科の先生にも「合う・合わない」が必ずあります。
人間同士ですから、当たり前なんですが、
「心や体の限界」の時に、合う合わないの判断もしんどいものです。

ヘトヘトになっている時に、適切な判断をしたりできるわけがありません。

通いやすいかな。
場所はどこかな。
予約は何曜日の何時にしようかな。

そんないつもならできることが「できなくなる」のが心の病です。
「まだ大丈夫」と思っている時点で、受診を検討しましょう。



私はこの後、10日くらいの病気休暇を取得します。
心療内科まで遠出することが難しくなったので、地元の内科で診断書を書いてもらいました。

休み中、母親から「いつまで休むんだ」と言われ、月末まで休みをもらっていることを伝えると
「月末までに良くなるんだろうね?」「〇月から仕事行けるんだよね?」と不安をぶつけてきました。

一番不安なのは、寝込んでいる人です。
家族も不安だと思いますが、不安をぶつけることは「病人」を更に追い込むだけ。
不安は親しい人に聞いてもらったり、家族もカウンセリングを受けていいんです。
周囲の人や、その他サービスを頼ってみてくださいね。



参考になったでしょうか。

まだまだ、心の病について差別的な人も多くいらっしゃいますし
家族からの理解が得られないのは、とても大変です。

ゆっくり家で休めることが一番ですので、当事者も、そしてその周りの方も
理解が深まっていくことを祈っています。

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