見出し画像

子宮頸部高度異形成レーザー蒸散術の旅 入院2日目~手術当日編~

2020.9.8
手術の朝、昨日の21:00から何も食べていませんが、空腹感はない。
目覚ましなく起きれるのか心配をしていましたが、
眠りが浅かったおかげで5:30には目覚め、横になっていました。

画像9


顔を洗い、歯磨きをして、許可をもらっていたので眉だけ描きました(笑)
アイブロウは命です(笑)

今朝も検温、血圧を測り、プラス体重も測りました。
手術室への移動は8:30から。
私は一番最初の患者です。



点滴準備

手術に必要な抗生剤の点滴の準備に入りました。

画像1


点滴自体は病棟を出る直前につけるようで、針だけ先に挿入。
刺すのは針だけど、実際はゴムだけ残すと言っていたような。
仕組みは分からなかったですが、テープで固定するので動いても問題はないようです。
もちろん着替えも。
針は腕の横らへんに入れました。

画像2



手術着にお着替え

手術着の到着。
ライトブルーの厚い浴衣みたいな服。
それからグリーンのヘアーキャップ。

画像3


これが手術しますって雰囲気をすっごく出しますよね!
そして用意していたワンタッチT字帯。

画像9


前がマジックで開くようになっているオムツみたいなもの。
これに着替えます。



点滴をして手術室へ

点滴が用意され、投与が始まりました。

画像5


若干かゆいような感じがしましたがすぐに治まりました。

画像6


手術室へはこの点滴と一緒に歩いて移動です。
点滴棒を持ちながらてくてくと。
本当に緊張していなかったので心の準備をする必要もなく、
ナースステーョンに元気に手を振りながらはじめての全身麻酔手術へ!

ちなみに今の時期マスクは必須です。

画像7



手術室

ガラス越しの事務所があり、私と同じグリーンのヘアーキャップをかぶった人たちがたくさんいました。

すぐに昨日の麻酔科の先生と手術室看護師さんがきてくれて、内容の最終確認が行われました。
そして麻酔科の先生に連れられ、
上に手術中と書いた赤いライト、TVでよく見るあの扉の前に立つ。

-----ウイーン

主治医の先生ともう1人女性の先生が待っていました。

あたりを見渡し、シルバーな壁じゃないんだと思ったのが第一印象。
ライトもハイセンスなデザイン。白が多い近代的な手術室でした。

雑談をしながら手術台へ横になり、身体にいろいろテープを貼られました。

-----ピッピッピッピッ…

自分の音がします。
酸素マスクをつけ、身体に十分な酸素を送り込む。
酸素マスクもあの緑のかなと思ったのですが、ブルーで、肌に触れる部分はバルーンのような仕様でした。
つけるとクッションになってふわっと乗る感じ。
子供の頃遊んだビニールのお家の匂いを思い出しました。

そこから酸素が流れてきて……くさ!
匂い付きの空気が流れてきました。
主治医の先生に臭いと話し、その後すぐに麻酔の点滴がなされました。

麻酔の点滴は痛みを感じるかもしれませんと麻酔科の先生。
前日に説明は受けていましたが、チクチクしたりピリピリしたりする方が多いようです。
おもしろい表現で「キラキラするものが流れた気がする」と言った方もいたそう。
私はどんな感覚がするんだろうと待っていましたが……



手術終了

麻酔科の先生の声
「ちかさーーん。おわりましたよーーー」

私(えっ!)

私…痛みもキラキラした感じも全然せず、数を数えることもなく麻酔を入れたところから記憶が全くありません。
もったいない!そんなすぐ眠りますか!?

気が付いた時には目を閉じていて、右肩を叩かれていました。

ようやく起きたよう。

あとから聞いたのですが、10分15分の簡単な手術だったのに全っ然起きなかったと。

「おーーい、ちかさーん。もうおわってるよーーー」
なんて声をかけられていたらしいです(笑)



意識が戻ってから

どこか変なところはありませんか?と聞かれ喉に違和感がある事に気が付く。


 の、飲み込みづらい!!

私「の…みこみ…ずらい…」
先生達「え?」「何て言ってる?」
私「飲み込み…ずらい…ケホケホッ」
先生達「あ〜麻酔の影響だね、大丈夫すぐ良くなるよ」

息は出来たので飲み込まなくても平気でしたが
「え?え!」ってなりました。
どうやら呼吸を助ける管を入れる時に麻酔的なものを塗っていたみたい。
それ言って欲しかったわ〜私全部把握して起きたかった~。という感想(笑)

いつのまにか病室で使っていたベッドの上にいたらしく、そのままベッドごとお部屋へ移動して行きました。
喉の違和感はありましたが、ずんずん運ばれて、お部屋に到着。
意識的には寝起き程度。
点滴が終わるまで横になっていました。



何もできない時間

麻酔の名残もあって大人しくしていました。
寝るというか落ちることはなく、目をつぶってひたすらぼーっとするくらい。
その間何度も検温と血圧を測り、血が出ていないかチェックもしました。

術後は2時間安静が必要。
動けないので今何時かもわからず、きっと点滴が終わるころまでだなと思って過ごしていました。
まだ手術着なのもあって足が寒かったです。
看護師さんが電気毛布を持ってきてくれました。
温かさが戻って快適。
温まりすぎて体温が37.3℃まで蒸し上がりました(笑)

画像8

2時間程たち点滴が終わりました。
看護師さんと一緒にトイレへ行き、
歩行できるか確認をしてから点滴針を抜きました。
左手の開放。でもなんとなくそのまま手の形が残る(笑)

歩行はふらつくこともなく、寝起き程度にてくてく歩けている感じ。
時間を確認するとすでに12:00を過ぎていて、結構な時間が経っていました。



夕方には退院

元々2泊3日の予定でしたが、数週間前にコロナの影響で病院の方針が変わり、回復が早い人やお会計が仕上がる人は出来るだけ早めに退院させるようになっていました。
私も入院当日にその話を聞いていたので、1泊2日へ変更してもらっていたところ。
目も覚めたし、一応トイレまでの歩行もできるし、
あと4時間程で帰宅するという気持ちを整えていました。

やっと静かで大きいベッドで寝れる…



だけど…


だけどですね…




私、帰れなかったんです。





続きはまた次回。

(画像の保存、スクショはご遠慮ください。)


最後まで読んでくださってありがとうございました。
明日も、明後日も最幸最善な1日になりますように。




chica

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?