有酸素運動中に思考がシャープになるエクササイズ効果|ココカリ心理学コラム
体を動かすこと自体は好きなのですが、マラソン・ランニング・ジョギングの類は嫌いなんです。たぶん、小中高のサッカー部で、たくさん走らされて苦しかった記憶がこびりついてるのでしょう。大人になってからのジョギングは、体力勝負のサッカーで自分らしいプレーをするための基礎強化という意味合いでした。
2023年4月にシニア草サッカーを引退して以来、一度もジョギングしてません。やっぱ俺はジョギング嫌いなんだなと確信しています笑。その代わり、毎週ロードバイクを漕いでます。程よい有酸素運動で、運動習慣の継続にはもってこい。朝の人気ないサイクリングコースは気分爽快です。
ジョギングでもロードバイクでも、なんとなく仕事のことを考えながら運動している時に、驚くほど思考が整理される時がありませんか?前日まであんなに混沌としていたテーマなのに、固く絡まっていたはずの紐がスルリと解けるが如く。
調べてみたら、科学的に証明されているようです。「エクササイズ効果」と言われるものです。運動が脳の機能に及ぼすポジティブな影響については、多くの研究と結果が報告されています。
座っていると働かない脳の分野が身体運動で活性し、それが記憶や思考に通常にはない影響をもたらすのですね。運動できる人は頭がいいという都市伝説みたいな理論も、あながち間違いではないように思えてきました。
先日、ロードバイク中に、建物に気を取られて脇見運転していたら、地上から突出していた支柱にぶつかり、左脛を深く裂傷してしまいました。誰にも加害せず自分の被害だけで済んだのは不幸中の幸いでしたが、痛かったです、血も出たし。
考えながらの有酸素運動は、周囲に危険のない状況でやりましょうね。自戒を込めて。
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