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社長の心得|日乃心記

2023.8.xx
組織のトップ、つまり社長としての姿について考えさせられている。何をするか以上に、どう在るかが重要で、それは振舞いや発言で伝わるもの。取って付けたようなハリボテは、すぐに見透かされてしまう。

今までの人生で、お手本になる社長もいたし、反面教師な社長もいた。学んだことは、どっしりしてること、失言が少ないこと。

二枚舌になる場面もあろうが、信念と羞恥を覚悟を持って飲み込めむ度量があれば問題ない。本音と建前があっても嫌な感じには映らない。同じことをしても、格好良く見える人と、いやらしく見える人がいる。精神的などっしりは歩き方にも反映する。前屈み下を向いてるようではダメだ。胸を張り顔を上げてスッと歩を出す。意識と行動はつながっている。

尊敬できる社長は失言がなかった。うっかりがない、つまり気を張り続けられている。疲れそうなものだが、上記のような自分らしい覚悟が決まっていれば自然と振る舞えるのだろう。相手や周囲の状況を瞬時に判断し、社長としての発言の影響力を見定め、適切な言葉で表現する技を身につけたい。

組織を興す準備にあたり、書籍をむさぼったり、人と話したり、自分の過去の体験を遡ったりして、社長とは何か、私らしい社長とは何かを考えている。まずは頭で整理してみる、そして行動に移していく。あたまでっかちはよくない。社長じゃない時分から、社長の姿勢で生きてみる。