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マーケター&広報の仕事について、一気に振り返ってみました!

こんにちは。まるこです。
キャリアアドバイザーからマーケターにキャリアチェンジしてから約3年。
これまでの棚卸しをしておこう!とふと思い、久しぶりにnoteに向き合いました。
デザイナーからキャリアアドバイザー、そしてマーケターになったプロセスや自己紹介はこちらに詳しく書いてますので良かったらご覧ください。

まずはじめたのはTwitterアカウント開設

まず、私がキャリアアドバイザーからマーケターにキャリアチェンジして始めたこと。それはTwitterアカウント開設です。
なぜなら、マーケターになるならば、社外のマーケターの方々とも繋がりを持ち情報交換をしていきたいし、Twitterはマーケティングとしても活用できるのでインプットとしても良いと思ったからです。
もともとSNSへの懸念やネガティブな印象も持っていたので、正直マーケターになる前は敬遠していたのですが、いざやってみると、使い方次第でこんなに有意義なものなんだ!とイメージが変わりました

Twitterはかなりマイペースで運用しており、フォロワー数を必死に追うというよりも日々交流を楽しんでいる、といった感じです。
おかげさまで、社外のマーケターさんや広報さん、クリエイターの方ともたくさん繋がることができ、オンラインやオフラインでお会いできる機会も増えました!
そして日々の交流からお仕事にも繋がっていき、マーケティングの仕事をしていく上で今では欠かせないツールとなりました。

オウンドメディアコンテンツ編集・ライティング

デジタルマーケティング部に異動してから最初に任されたのは、既存記事のリライト・WordPress更新作業でした。
WordPressの使い方をOJTで学びながら、リライトの目的、このコンテンツで達成したいことは何か?を上司に確認してからいざリライト。
リライトって簡単に言うけど、既存の文章構成があるから案外難しかったのを覚えています…。
けれども、まずリライトから始めることができたおかげで、WordPressの更新方法や過去の記事を読みながらコツなどを見よう見まねして習得していくことができたと思っています。

それと、社内ではSEOやデジタルマーケティングについての詳しいノウハウを持つメンバーもまだ少なかったので、社外のSEO・マーケティング関係のウェビナーに積極的に参加し自主的にインプットしていました。
自分の中で【毎週3回はウェビナーに参加する!】と決めて目的に合ったウェビナーを探し参加していました

なかでも私が特に参考にしていたのは、マケフリさんやPLAN-Bさんのウェビナーでした。スライドの量が圧倒的に多く、かつ、無料であそこまでのノウハウをシェアしていただけるのは初心者の私にとってはありがたいものでした。コンテンツ制作におけるチェックシートも無料で配布していただけて、今も活用させていただいています。

徐々に慣れていったあと、新規からライティングをする機会も増えました。
テーマは、事業部から共有される課題をもとにキーワードを選定し下記進めていきました。

今読み返すとちょっと小っ恥ずかしいですが、当時は必死&全力で書いていたと思います(笑)。
そしてこれらの記事を書いてただ掲載するだけでなく、メルマガやTwitterで拡散し集客に活用していました。

今の自分もまだSEOの知識が浅いと感じるので、SEO検定を絶賛受験中です!4級は無事受かったので来年は1級まで取れるようがんばりたい…!!

ユウクリの派遣登録者向けLP改修

私は主にクリエイター集客の担当をしていました。
コンテンツ制作に慣れてきてから次に任されたのは、LPの改修という初めての仕事。

「従来のLPよりもCVRが落ちたらどうしよう…」と不安も大きかったですが、その不安を払拭するためにもまず取り組んだのはユーザーインタビュー
従来のLPから流入して実際に派遣登録、派遣就業いただいたターゲットの方がどんな心理状態でどんな検索でこのLPにたどり着いたのかをヒアリングしました。
過去にキャリアアドバイザーだったこともあり、登録者さんとのコミュニケーションは慣れていたのでインタビュー打診からヒアリングまでとてもスムーズにできました。
やはり、一次情報はとてもリアルで参考になる情報ばかりでした!
GAや数値だけ見ていてはとても掴みきれない視点をたくさんいただき、問題点も明るみになりました

インタビューから得たヒントをもとに仮説を立て、そもそものペルソナ設計から導線設計の見直しを実践。それらをラフ・指示書に落とし込み、外部のデザイナーさんに依頼しディレクションまで行いました。
もともとターゲットが非常に狭い訴求LPであったため今まで数ヶ月に1~2件CVしていただけだったのが、毎月4~5件程のCVに。

LPの修正を社外デザイナーさんに依頼するのが初めてだったこともあり、かなり綿密にラフを作成したのですが、デザイナーさんから「とても分かりやすくてやりやすかったです!」とお褒めの言葉をいただけて安堵したのを覚えています。
そして、その後もとてもスムーズに制作進行ができたのは大きな自信になりました。

新サービス:クリエイターズスカウトバンク(CSB)LP構成&ラフ作成

スカウトサービスの新規LP制作にも携わりました。
CSBは、Web/IT業界のUIUXデザイナー、Webディレクター、Webデザイナー、エンジニアなどのデジタル系人材を中心としたクリエイター専門スカウトサイトです。
事業部メンバーとの打ち合わせを通して、今回のサービスのペルソナ設定にかなり時間を要し、そのペルソナとなるクリエイターだったらどんな課題を抱えるか?どんな情報を求めているか?カスタマージャーニーマップを作成し、他社サイトも研究しつつひたすら考え、構成を組みました。
そして、重要なFVのイメージ画像。これもかなり議論を重ねました。
なぜなら、日本人のクリエイターをイメージしたストックフォト画像が意外にない!?という問題に直面していたから。
外国人の画像は比較的イメージに合うのがあったのですが、やはり日本人にこだわりたいよね。ということで、デザイナーさんにかなりがんばってもらい、ぴったりなイメージ画像を探してきてくれました!

↑クリエイター向けLP
↑エージェント向けLP

▼クリエイターズスカウトバンク(CSB)にご興味をお持ちいただけた方はこちらをご覧ください!

クリエイターズスカウトバンク(CSB)DM構成&ラフ作成

このスカウトサービスは、当時は転職エージェントがターゲットであったため、エージェント向けのDM制作も担当しました(現在はダイレクトリクルーティングにサービスを拡充しています)。
これは気合いが入る仕事でした。なぜなら、元グラフィックデザイナーとしての手腕が問われる…!と思っていたからです。

当時、デザインを依頼するはずの社内デザイナーさんが他業務で手一杯だったことから、できる限り精密なラフにして制作時間を少しでも短縮できるよう、自分である程度レイアウトやデザインの方向性を決め、Illustratorでラフを作成しました。その時にツイートしたのが以下です。

Twitterでも多くの反響をいただき、右のデザイナーさんへの称賛に加えて、私のラフに対してもお褒めの言葉をいただけてとても嬉しかったです!
まさかマーケターになってから自分がIllustratorでデザインをするとは思わず、キャリアってやっぱり繋がっていくものだな…と実感したんでした。

そんなクリエイター集客を中心にマーケ仕事に取り組んでいる中、大きく動いたプロジェクトが。

クリエイターワークス研究所(CWL)、本格運営開始

現在私がほぼ一人で運営しているクリエイターワークス研究所(CWL)です。
実は、CWLは6年前から美術系学生向けの就活実態調査を毎年行っていました。ですが、2022年から今後の方針として、美術系学生だけでなく、現在活躍中のクリエイターも対象としたアンケート・実態調査を行う機関として拡充していくことになり、私が担当することになりました。

これまではCWL専用のWebメディアもなく、アンケート調査をしても1回のプレスリリースと冊子で希望の大学・企業に配布する程度の認知だけでした。
もっと広く認知してもらうために、Webサイト立ち上げ、そして広報にも力を入れていくという方針に。

その方針が決まったのは2021年10月。そして目標として掲げられたのが、翌年3月末までにメディアからの問い合わせ獲得数。
そもそもWebメディアもないところからのスタートだったので、あまりにも時間がなさすぎてテンパりましたが…

そんな風に分解して考えてみればできそうな気がしたのですが…

↑社内ベストジョブの際に制作したプレゼン資料から抜粋した3枚のスライドです

11月はひたすら考える時期でした。
3月にはどうなっていたいか?を妄想し、そのために他社競合リサーチからビジョン・ミッション・バリュー設計、KPI設定をしました。

目標ややるべきことが決まったらあとは実行していくのみ!!
ということで、Webサイト作成、実態調査、イベント企画運営の3軸でマルチタスクの日々でした。
特に2022年の1月の記憶はほとんどないくらい、必死に目の前のことに取り組んでいたように思います。
その結果…

これらの「点」たちが「線」となり、いくつか目標達成もできました
いくつかの「点」たちは、Twitterでも広報していました。

点①:ロゴリニューアル

従来のロゴは今後デジタルで展開していくには適していないと判断し、ユウクリ登録者で長い付き合いをさせていただいているフリーランスデザイナーSpearMintの鶴見裕也さんに依頼させていただきました。
その様子をインタビュー形式で紹介している記事がありますので、良かったらご覧ください。

Twitterでも新ロゴを紹介しています!

点②:サイトリリース

メディアサイト立ち上げはもちろん初めての経験ですし、Webの知識もまだほとんどなく、何がよくて何がよくないのか?すらも分からず手探り状態でした。
それでも、上司や社外のコーダーさんに相談しながら何とか形にしていくことができました。
ただ形にすればいいのではなく、その後の運用のしやすさについても考えなければならなかったのがとても大変だったと感じます。
実際に、コンテンツを量産していくなかでもスムーズに対応できているので私の中ではうまくできたかな…!と思っています。

点③:アンケート調査

今まで2回クリエイター向けのアンケート調査を実施してきました。
設問数が多いにも関わらず、初回は511名、2回目では411名ほどのたくさんのクリエイターさんたちから回答をいただきました。
これは、Twitterで繋がれたたくさんのクリエイターさんたちのご協力や応援のおかげで予想より多くの回答を集めることができました。
1人ではここまでの集客はできなかったので本当に感謝しています。ありがとうございました!

点④:コンテンツ制作

アンケート集客が終わったら、次は回答いただいたデータを全て分析・検証し、ライティング、グラフ作成を担当。
そして、サムネイル&インフォグラフィックデザインには、Twitterで繋がっているフォロワーさんにもご協力いただきデザインしていただきました。
現在、計26ものコンテンツができあがっています!

コンテンツを彩ってくれたインフォグラフィックたち(一部抜粋)

コンテンツができあがったら、プレスリリースの配信と同時にTwitterでも広報活動をしていました。
その際にはたくさんの方から共感や感想もいただけて、それがやりがいにも繋がっていました。本当にありがとうございました!!

点⑤:クリエイター向けのウェビナー開催

Webメディアを立ち上げ、コンテンツ配信するだけではなかなか認知は広がらない。
そこで、もっと多くの方々にクリエイターワークス研究所(CWL)を知ってもらうために、ウェビナーを実施することにしました。
タイミング的にもサイトリリースと同時に開催したく、サイト制作&アンケート調査とほぼ同時並行でウェビナー企画・講師選定・集客活動を行っていました(2022年1月の時期がバチクソしんどかった…涙 ←また言うw)。

当時私はまだクリエイターのフォロワーさんも少なく、自力で適任の講師を探すことができなかったため、CWLのロゴのリニューアルデザインを担当してくれたデザイナー鶴見さんに相談を持ちかけてみました。
すると、「地方でブランディングデザインを手がけている有名なデザイナーさんがいる。その人なら紹介できるかも!」とのお話が。
さっそくご友人のデザイナーさんに繋いでくださり、株式会社フレーム代表の石川竜太さんと出会うことができました。

その後トントン拍子でウェビナーの内容が固まり、石川さんとも事前打ち合わせを2回ほど行い準備も完了。
嬉しいことに、初めてのCWLウェビナーにも関わらず、180名以上もの方からお申し込みがありました!
当時の私はウェビナー運営が初めてだったので前日まですごく緊張していて自主練を何度も何度もしていました(自主練とは、zoomで仮のウェビナーを設定し、一人ウェビナーを通しでやってみて録画もしておき、一人反省会を延々と行う…といったものです)。
これのおかげか、当日寝不足ではあったものの音声トラブルなども冷静に対処することができました(笑)。

また、第二弾ウェビナーでは、nanocolor川端さんにもご登壇いただきました。川端さんのカリスマ性と、Twitterでの広報・集客をさらに強めていたこともあり、フォロワーさんからもたくさんRTで拡散のご協力もしていただけて、300名以上ものお申し込みがありました!
おかげで、ユウクリの今までのセミナーの中でもダントツ1位の集客数を叩き出すことができました!!
各ウェビナーの報告コンテンツもありますのでご興味ある方はぜひご覧ください。

「点」たちが「線」となり、「面」になる

上記のような一つ一つの「点」たちを惜しみなくプレスリリース配信し、Twitterでも広報をし続けていった結果、「線」として繋がり、目標としていた各メディアさんたちにも記事転載もしていただけるようになりました

さらには、22年卒美術系学生を対象とした就活実態調査に関するプレスリリースをきっかけに、読売新聞から『美大芸大就活ナビ』の取材依頼に繋がり、紙面で紹介されました

読売新聞(2022年3月7日掲載) https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20220524-OYT8I50063/

決めたことをしっかり見える化する!実行する!

改めて振り返ると、10月の時点で「あと5ヶ月しかない!!!」という状況だったので、サイトリリース、アンケート調査、ウェビナー開催、プレスリリースなど、様々な施策を同時並行で進行していかなければ目標達成できない状態でした。
そんな切羽詰まった状況の中、サイトリリースからマルチタスクをこなしていけたのは、11月に立ち止まって考え、事前に計画をしっかり固めていけたからだと思います。
CWLを立ち上げるにあたり、10月時点で「来年3月末までにこの目標を達成するために何をするべきか?」を一斉に逆算し、予算とにらめっこしながら施策を提案・企画し、それを着実に実行する。これを徹底していました。

▼12~3月までの予算、施策スケジュール作成

各月での優先したい施策を企画・決定し、見える化していたことが良かったと思います。そして決めたことは腹をくくってただひたすらやる。
ほぼ全部やったことがない仕事ばかりでしたが、とにかくひたすらやり続け、ブレない気持ちがあったからこそ成し遂げられたと思っています。

最近のおしごと

最近では、転職ネタのコンテンツ制作を手がけています。
そして、初めてお仕事でイラストを描きました…!
最初はラフのつもりでデザイナーさんに描いてもらおうと思っていたのですが、デザイナーさんに提出したところ「さすが元デザイナーさん!お上手!これを使いましょう!」と言ってくださり採用となりました。
仕上げとして色付けをデザイナーさんが手がけてくださいました。

自分のイラストがまさか仕事に活かせるとは夢にも思わず、とてもドキドキしたお仕事でした。

さいごに

ここまで振り返っていきましたが、改めて思うことは、自分一人では何一つ成し遂げられてないってこと。
上司やメンバー、社内外のクリエイターさんたち、Twitterで繋がっていたクリエイターさん、マーケターさん、広報さんたちとの繋がりとお力があってこそ、形にできたんだ!という想いが強いです。

今までやったことのない仕事ばかりで、時にはへこたれそうになったこともありましたが、リアルだけでなくTwitterでの交流やご協力のおかげで奮起してやり遂げることができたと思っています。
本当に本当にありがとうございました。

そして、やっぱり、クリエイティブとマーケティングと広報の仕事が大好きだな!!と実感できた年でした。
今年は、個人的にさらにチャレンジングな年になっていくと思います。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

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