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永遠のような一瞬をカタチにしたら



わたしにとって詩を描くことは

【永遠のような一瞬】を

真空保存することに似ています。


まるで永遠に終わらないんじゃないか

そんな錯覚に陥るような

時の流れに飲み込まれることって

誰しもあることだと思います。


いつまで続くかわからない

早く抜け出したい

そんな焦燥感に襲われてしまいそうな

たやすく歓迎できない事象でさえ

いつか必ず終わりはくるものです。


そして何も掴めないような気がしていた

あの時間があったからこそ

その記憶の中に

どれほどの美しさが詰まっていたのか

随分後になって気付くことがあります。



わたしはそんな

見逃されてしまいそうな記憶を

当時の感覚と風景を

今ここでひとつにするべく

線を描き色を乗せ浮かび上がらせたい。


すべての喜びやしあわせの奥には

かつての苦しみや悲しみが存在しています。

それに人は支えられていると思うのです。


かぐや姫が月に還ることになったのは

そのことに気付けずに無になりたいと

月に願ってしまったから。


悲しみや苦しみは

しあわせへの道標です。


もちろんなければないで

とても素晴らしいことだと思います。


どちらでもいいけれど

人生の彩りは

喜怒哀楽

自分から生まれる

すべての感覚情報を大切にすることで

鮮やかに輝き出します。


だから、何があっても

大丈夫。

自分を責めるような

重たい荷物(考え方)は手放して

自分に寄り添ってあげることが

何にも代えられない心の安定剤だから。



話は変わりますが

わたしは創作することが好きで

それこそ手段は限定せずに

何でも惜しみなくやりたいけれど

死ぬ前の最終の肩書きは

【詩人】だと

心に決めています。


昨日は久しぶりに

ひとりの時間と空間を得られて

やっと詩が描けました。 


わたしはエッセイも詩も

いつでも特定の誰かを頭の片隅に想って

描くことが多いです。


それは知らない人

たまたま触れた言葉や写真に

インスパイアされることも多いです。


今回描いた詩は

noteで出逢ったある人に

なんとなく届けたくて

描きました。


ただ、なんとなく。

そこに深い意味はないです。


あえて言うなら

ただ、重なって見えるものがある。

それだけだと思います。


でも、それだけで十分すぎるほど

詩に、言葉にエネルギーが注がれる。


だから、特別な出逢いって

交わした言葉や、過ごした時間や

目に見える関わりの密度ではないなって

思います。


ほんの一瞬、ほんの束の間でも

深い邂逅を与えてくれる出逢いは

確かに存在します。


だからわたしは

これからも詩を描きつづけられます。


エッセイや日記になると

言葉が溢れすぎて止まらないので

やっぱりここぞと言うときは

言葉をそぎ落とした

音色に近づける詩を描きたいと思っています。


またこの記事の後に 

noteの向こう側にいるあなたへ描いた詩を

投稿しようと思っています。



*描きました✨



自由に表現が出来て

尚且つそれを誰かに読んでもらえる

そんな快適な環境がたやすく手に入れられることは

昔を想うと本当に奇跡です。


そんな奇跡の場で

今日も惜しみなく

自分が紡いできた物語を

さらけ出したいと思います ❤︎



永遠のような一瞬をカタチにしたら

一瞬は永遠に美しいまま存在しつづける。





心音が描いた詩をまとめました✨


自分を受け入れるまでの自伝的小説を描きました✨

あわせて読んでくださるとうれしいです✨














ご覧いただきありがとうございます✨ 読んでくださったあなたに 心地よい風景が広がりますように💚