ココポルト星人

ココポルト星では 日本の旧態依然とした福祉施設とは一線を画し 医療的ケアを要する重症心…

ココポルト星人

ココポルト星では 日本の旧態依然とした福祉施設とは一線を画し 医療的ケアを要する重症心身障害児のための空間と時間を創造しています 【個々(ココ)の扉(ポルト)を開けさえすればいい】 日々の挑戦や歩みをココポルト日記として記しています

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ココポルトを利用するには

STEP1 まずはお問い合わせください      ☎  045-261-9707  mail:  info@cleassion.co.jp adress: 横浜市南区真金町2-22-6 VERXEED横濱大通公園102 https://goo.gl/maps/ctPkHSFJqp5aL7A9A 【note経由でのお問い合わせ方法】 マイページを表示してください。画面一番下に表示される「クリエイターへのお問い合わせ」をクリック。ココポルト大王に問い合わせするための画面が表示さ

    • 施行1年を迎えて

      医療的ケア児とその家族への支援を進めることを国や自治体の努力義務ではなく責務とした画期的な法律、通称「医療的ケア児支援法」が施行され先の18日で1年を迎えることになりました。 さて、私たちココポルトがある横浜市ではこの1年の間にどんな(微細な)身の回りの変化があったのか考察しておきたいと思います。 相変わらず牛歩戦術が大好物の行政ではありますが、教育委員会が主管者となり大きく分けて3つの取り組みが開始されています。 1つ目は、医療的ケア支援事業。これは人工呼吸器を使用す

      • ステキなバレンタイン♪

        節分を終え、立春。 まだまだ寒さは緩まる気配がありませんが、 春が始まる日。 バレンタインが待ち遠しいですね~♪ 先般、襲撃を受けたOTESEIの皆さまの優しい温もりと、暖かな春を待ち遠しく感じさせる素敵なガラス装飾をお披露目します。 いつもの事なのですが、この完成度の高さは各自が作った細かで無数のパーツを組み合わせただけで醸し出せる空気感ではないのです。今まさにこの記事を書きながらも真横に見えるガラス装飾。 記事に使用している画像では決して読み手に伝わらないだろうなと

        • ♯cocoporte書き初め

          新年のご挨拶 新年、明けましておめでとうございます。 平素はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。 旧年中は、多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございました。2022年もより一層のご支援、一方ならぬお引立てを賜りますようお願い申し上げます。本年も宜しくお願いいたします。 おかげさまをもちまして、弊社運営の『重心/医ケア型・放課後等デイサービス・ココポルト横浜』は事業開始3年目に突入することが出来ました。また、運営法人である株式会社クレアションは事業開始に向けての準備

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        ココポルトを利用するには

          メリークリスマス!

          ココポルト星人(ご利用児童)たち全員のもとへ サンタクロースがやってきていますように。 今日のクリスマスを迎えるにあたり、私は従前にフィンランドより届いていたサンタクロウスの手紙にしたがい、マッシュルームキッシュを慌てて昨夜遅くに焼きました。焼きあがったキッシュをサンタの体格を想像しながらカットして、ホットミルクとともにクリスマスツリー横のサイドテーブルへ。 サンタクロースからの手紙は娘あてだったわけですが、裏面を見るとマッシュルームキッシュのレシピが(英字で)ご丁寧に載

          メリークリスマス!

          ココポルトの冬じたく

          今年もあっという間にこの時期がやってきました。師走の恒例行事となりつつある『冬じたくワークショップ』今年もココポルトが企画してお届けいたします。 ココポルトでは1年間の感謝の気持ちと来年の変わらぬご愛顧に願いを込めて、日頃よりお世話になっているご利用児のママ、パパ、兄弟姉妹の皆さまにご参加いただける『しめ縄&しめ飾り作り』のワークショップを行っています。 このワークショップを始めたきっかけは、私自身が参加した某幼稚園で開催されたワークショップでの感動体験をぜひたくさんの人

          ココポルトの冬じたく

          令和三年(2021年)酉の市

          二年ぶりに横濱お酉様が開催されました。 ココポルトの近くにある金刀比羅大鷲神社付近には露店や熊手商が設営されて、規模を縮小&時間短縮ではありましたが、久しぶりの賑わいに訪れる人たちの表情も明るく熱気を感じることができました。また、高額な縁起熊手が購入されるたびに火打石の火花とともに手締めの音や歓声があちこちから威勢よく湧きあがり活気に満ちた様子がとても心地よく、見ているこちらまでファイトが漲ってきます。 私たちココポルトは横浜市による福祉サービスの指定事業者ゆえに商売繁盛と

          令和三年(2021年)酉の市

          創作の意欲が止まらない人たち

          ココポルトの秋はまた一段と深まって参りました。OTESEI(利用児童のママたちによる校内サークル)の襲撃(創作ボランティア)を受けてガラス装飾がVer.アップ。今回は少数精鋭によるアップデート作戦だったようです。前回のハロウィン色に彩られた「ステキな秋もよう」から「深まる秋もよう」に模様替えされたガラス装飾。ハロウィンのイメージを一掃し、トンボやミノムシ、キツネやリス、ぶどうやいがぐりなど秋の味覚、紅葉の落ち葉やドングリに松ぼっくりなど、深まりゆく秋一色に装飾していただきまし

          創作の意欲が止まらない人たち

          Hallowe'en@Cocoporte

          いよいよココポルト星のハロウィーン準備が佳境を迎えています。 ガラス装飾や室内装飾のほか、小物に至るまでディテールにこだわるのが ココポルトstyle. スタッフたちが休日のプライベートタイムを利用して用意してくれたものを持ち寄ることで、小物たちもどんどん充実していきます。 なんともリアルなクモの巣にクモ、そしてコウモリたちと。 今年のイチオシ小物は何といっても、エントランスのカウンターに鎮座している『苦悩するホネホネロッくん』です。 すっかり冷え込む日々がつづいているの

          Hallowe'en@Cocoporte

          つかの間の『わたし時間』

          たえまない子育ての日々を送るママたちへ。わずかな時間でもホッと一息ついて『わたし時間』を過ごしてもらいたくて。目の前の何かに没頭することで生まれる明日へのエネルギーをココポルトでチャージしてもらえればと、トレンドのスイーツやドリンクをご用意して「Salon de Cafe」さながらのスペースをレンタル(無料)しています。本来であればワークショップやおしゃべり会などのイベント利用を考えておりましたが、開所してすぐにこのコロナ渦に飲み込まれ・・・いろいろなアイデアや企画は何一つと

          つかの間の『わたし時間』

          ナースとの戦い

          医療的ケアを要する重症心身障害児を受け入れる施設としての最重要課題。 それはこの分野における豊富な経験を有し極めて能力の高い看護師をいかに確保できるかどうかということ。さらには、看護師ひとり一人の持つ「看護観」と称される仕事に対する個人的なプライドや価値観がココポルト星(大王)の価値観と整合しているかどうかという点が施設の価値を概ね決めるであろうと考えているからです。 私がこれまで見てきた多くの施設においては看護師の人数確保に苦慮するあまり、とかく軽視されがちなポイントでも

          ナースとの戦い

          成長を誇りに想ふ

          ココポルト星人となり今日が2年目のSTART! 来星して丸々1年が過ぎたことになります。 ココポルト星人の中で最も若い(23歳)スタッフのお話。彼女の名は「猫ちゃん(呼称)」名前の由来は『泥棒猫』から。ココポルトを利用する女の子(ココポルトの看板娘)のママによってユーモア溢れる(本気だったらどうしよう・・笑)表現で名づけられたもの。 ママたちが幾多のご苦労とともに大切に愛情を注ぎ育ててきた我が子たち、その子どもたちの心を気がつけばわしづかみにしているからと。こういった、ウ

          成長を誇りに想ふ

          日々に深まる秋の気配

          ココポルトにある大きな壁には、いつでも四季が感じられるようにと必ず季節ごとの壁面制作が施されています。子どもたちとココポルト星人(スタッフ)の共同作業も進み、みんなの頑張りと共に日々に秋の気配が深まっています。夏には青々としていた木々の葉は少しずつ黄や赤に色づきはじめ、各々の足型で作られたかぼちゃランタン(ジャック・オ・ランタン)もハロウィンの風物詩を感じさせてくれます。 「それってココポルトらしいの?」を常に念頭においた創作&制作が季節やイベントごとに行われています。この

          日々に深まる秋の気配

          母子分離登校の実現にむけて

          第三四半期のはじまり。 いよいよ明日から特別支援学校における医療的ケア支援事業(モデル事業)の付添い看護師派遣がはじまる。しかし、台風の動向がとても気になって仕方がない。児童の欠席はやむを得ないけど、学校休校だけは避けて欲しいというのが本音です。スタートするにあたり節目は大切にしたいという想いから。 ココポルトが開所して間もないころは、威張って校内で過ごせていたものだが、最近はコロナ渦の真っただ中にあり保護者でさえ校内への立ち入りが制限され、我々のような事業者の立ち入りはも

          母子分離登校の実現にむけて

          絶えず挑戦と少しの貢献

          ココポルト大王のコアバリュー(基本的価値観)とは。 「挑戦」「貢献」「感謝」この3ワードに凝縮しています。 人事、採用、人材開発の畑が長かったので、企業の理念、ミッション、バリューってものが常に身近にありました。また、これらを作り上げるための研修や合宿を何日間も、何か月間も、時には数年かけてまで行うこともありました。従業員ひとり一人が働く仲間、お互いの基本的価値観を探り知りながら、日々の行われる実際の企業活動や個人行動との整合と検証を時間をかけて行います。こうして生みださ

          絶えず挑戦と少しの貢献

          運とツキは引き寄せられる

          障害分野の事業に携わるようになって早10年以上が経過した。きっかけは上場企業における障害者の法定雇用率の遵守、維持という人事部門の採用課題に対していかに向き合い組織のマインドチェンジを醸成していくか、その難関課題への挑戦でした。 当時の大手企業、名だたる大企業たちは、自社のネームバリューとブランド力を前面に掲げ「身体障害者」の採用を積極的に行い、ハード面のバリアフリー化に積極的に投資し、法定雇用率を維持していたものだ。 一方、上場は果たしているものの名もなきベンチャー企業

          運とツキは引き寄せられる