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創作の意欲が止まらない人たち

ココポルトの秋はまた一段と深まって参りました。OTESEI(利用児童のママたちによる校内サークル)の襲撃(創作ボランティア)を受けてガラス装飾がVer.アップ。今回は少数精鋭によるアップデート作戦だったようです。前回のハロウィン色に彩られた「ステキな秋もよう」から「深まる秋もよう」に模様替えされたガラス装飾。ハロウィンのイメージを一掃し、トンボやミノムシ、キツネやリス、ぶどうやいがぐりなど秋の味覚、紅葉の落ち葉やドングリに松ぼっくりなど、深まりゆく秋一色に装飾していただきました。無数のパーツたちは相変わらずディテールにまでこだわり抜かれており、すべてが手作りで制作されたもの。どれもが本当にリアルで個性に溢れ、細部を見れば見るほど手間暇かけて作られていることが、素人目にもよくわかります。チクチク刺繍されたクリスマスを呼び寄せるカボチャサンタが今回の一番のお気に入りです♡

コロナ渦による様々な制約や制限が解除されない中、私たちココポルトは教育委員会の業務委託(看護師派遣や通学支援に関わる)を受けたことを機に子どもたちが通う学校への立ち入りが許され、私自身も校内に常駐する機会が増えています。とある日の午後、いわばOTESEIの活動拠点とも言える「保護者控室」の前を通過した際に目にした光景に大変驚愕させられました。そこは、まるでアジア新興国の工場のようにママたちが横並び一線で黙々とパーツ制作に勤しんでいるのです。今思えば、今回の秋装飾に使われた細部にまでこだわり抜かれたパーツの数々もその時に見たような気もいたします。加えてクリスマスが連想されるようなイメージや彩のパーツまでがすでにありました。つまり、その工場(保護者控室)では恐らく年間を通じて四季折々のパーツが止むことなく制作され続けているに違いないのです。そうなると、この先に控える冬を代表するイベントであるクリスマスやお正月を迎えるのが今から楽しみで仕方ありません。一方、今後に施されるココポルトのガラス装飾のテーマや仕上がりを楽しみにお待ちしたい気持ちもあるので、できる限り工場(保護者控室)には近づかないようにしたいと思います。

OTESEIメンバーのママたち。
この止まらない創作意欲は一体どこからやってくるのだろう。秋から冬本番への季節の変わり目、気温や気圧変化による体調不良や不定愁訴など、子どもたちは学校を欠席、ココポルトの利用キャンセルも相次ぐこの時期に、ママたちはパッション溢れてすこぶる元気です。

今回のアップデートにお越しいただいた少数精鋭のメンバーではありましたが、どうも動きに精彩を欠いていたことをそれぞれにご自覚されていたようで・・・自らを鼓舞し集中力を高めるためと終始、唄を歌い続けていたキレンジャーの姿がとても印象的でした♪

OTESEIゴレンジャー。
やっぱりピンクとミドリがそろわないとダメなのね~
あ、あとレッドとブルーもか。笑

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