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読書の秋にあやかって

本、読んでますか?


多分読んでると思うんです
日々noteをたくさん読んでて活字慣れしているのであれば尚更本読んでる人、本好きの人がたくさんnoteの世界にはいるんだと思います



私は時々読む程度の人間ですが、なにかおすすめの本ないかなーって時noteを参考にすることもあるのでせっかくなら私も参考の一部になれたらいいなと思い最近読んだおすすめ小説たちに触れたいと思います📕





汝、星のごとく/凪良ゆう

余韻がえっっっぐい……
壮絶な人生を歩んでいく様を見届けることになるので苦しくもあるのに目を離さずにはいられずどっぷり本の世界に浸かることができるのでとてもおすすめです



星を編む/凪良ゆう

「汝、星のごとく」の続編です

登場人物の1人である北原先生が特に好きで
星を編むを読んだらさらに好きになってしまって困った

私が本当に勝手に北原先生を松村北斗(SixTONES)として想像して読んでて
てか下の名前草介って知った時すずめの戸締りのそうすけさんじゃん!北原の北は北斗の北!とかもうめちゃくちゃ勝手に北斗として読んでました


この2冊1週間で読んだんですけどそれはもう余韻ひたひたウィークになりました




愛じゃないならこれは何/斜線堂有紀

短編集のようになっていて、なかでも「ミニカーだって一生推してろ」というお話がとても印象的でした


↑noteでも試し読みできます
アイドルが自分のファン(オタク)をストーカーして家に乗り込むという強烈すぎる設定はずっと忘れないだろうな




星が人を愛すことなかれ/斜線堂有紀

先程の「愛じゃないならこれは何」の続編というか、関連したお話が出てくるこちらもおすすめ

短編たちのタイトルが
ミニカーを捨てよ、春を呪え」
の一生」
といったようにアイドルを"ミニカー"や""に例えているのが秀逸

かつて好きだったけど今は特に執着もないミニカーのようにアイドルもいつかは推されなくなっていくって切ないね
でも星のようにきらめく存在でもある

アイドルオタクの私にとってはとても読みやすいお話ばかりでした




リカバリー・カバヒコ/青山美智子

とある公園のカバの乗り物には自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説があり、様々な悩みを抱えた人がカバを中心として交流したりしなかったりする話

とにかくあったかいお話ばかりで壮絶人生を見届ける系小説を読みがちな私には久しぶりに温かさが体全体に染み渡りました

お話がとても分かりやすいので読書初心者の方とか誰かにおすすめしたい本にはもってこいだと思う




木曜日にはココアを/青山美智子

もうタイトルからしてあったかい

知らないうちに誰かの日常を救って救われている構図が私はやっぱり好き

こちらも短編集でありながら全てのお話が繋がっているので短編集なのに読み終えた時の達成感があります

登場人物目線で見つめるお話が多い中、特に最後のお話は俯瞰でとある2人を見つめている気分になり最高のフィナーレを迎えるのでワクワクしました




恋とか愛とかやさしさなら/一穂ミチ

大好きな石田真澄さんの写真の表紙に大好きな一穂ミチさんの小説

素敵な雰囲気かと思えば、婚約者(彼氏)が盗撮で捕まったけど結婚するのどうしよう…?っていう激ヤバストーリーから始まるのでさすが一穂ミチさんって感じ


特に印象的残ったことば

たぶんこの居心地の悪さは、当事者でも部外者でもない、という半端なポジションのせいだ、と思いながら。「配偶者」ではないし、正式な「婚約者」を称するにもためらいがある。「恋人」って、非正規雇用みたいだ。権利も保障もそれなりにあるけど頼りない。何かことが起こった時、初めてその不安定さに気づく。

恋とか愛とかやさしさなら



正直読み終わってもモヤモヤなんですが読んだ人の感想をたくさん読みたいのでみんな読んで〜って思ってます




長くなりすぎちゃった




あなたの渾身のおすすめ小説もぜひ教えてくださいnote読みにいきたいです🫶

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