Dr.「こころから研究所」Co-colo-color.Labo.

目に見えない意識を構造化する『こころの立体的モデル』の研究/次元と意識、霊性、人間世界、環境と心境、こころとカラダのつながり、心身両面のメンテナンス/健康を維持する食の提案など情報発信しています。写真は北海道大雪山山頂を望む。

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    マガジン

    • 『愛の美学』ーまじめにエロメンタルー

      古くて新しい愛の形とは、愛の真相について定理「真・善・美」と素質「体・性・気」を交えて解説。本当の愛とは何かに迫る。「エロ」と「メンタル」の関係から、性と精神の間にある「愛」について語るマガジン。自称18禁ではないはず(笑)。

    • 『論』「哲学の散歩道」 —コラム、論述、討論―

      言を輪すると書いて論。侖(りん)は輪のように順序を追って連なるものをいう。現在『哲学の散歩道』を連載中。様々な討論をするための話題を提供するコラム。写真は沖縄に沈む夕日。沖縄では水平線まで夕日を追えるのは意外にも少ない。

    • 『想』「木目の心」ーこころから研究所ブログー

      日々の気付きをフレームに残します。写真は明治神宮の杜。原宿駅駅からすぐの南衛士詰所脇の大鳥居。

    • 『観』「観想の目」―こころの内観—

      雚に見ると書いて観。雚は鸛(こうのとり)のことで神聖な鳥とされる。雚を使って鳥占いをし、神意を察すること。それが観。朝、禅定の後、想起したことを綴る。自分に対する内省的な見立てである。写真は、上越のある里の木漏れ日。

    • 『品の正体』ー品とはなにかー

      期間限定無料購読実施中!!。『品』を見極める。『品位』や『品格』『品性』などの言葉に秘められる『品』の正体を解説。日常生活に溢れる『品』、それらの価値観に求められる徳目とは。令和元年新たなるマガジン『品の正体』

    最近の記事

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    食の安全性「note」版 緊 急 補 足

    食の 安 全 性 「note」版 はじめに 当研究所の「note」にお越しいただき、誠にありがとうございます。  この「食の安全性」は、食の安全を気にしておられる「健康志向」の方に向けて、以前、個人ブログに載せていた内容を大幅に加筆、充実させて、「note」にも掲載させていただきました。(※一部、記載途中の内容もありますが、ご容赦下さい。)  震災後にまとめた記事でもあり、その頃のシリアスな状況が伝わる内容で、今読み返しても当時のことがリアルに脳裏をよぎります。2022

      • 『愛の美学』 Season3 エピソード 1  「愛の尺度」(3567文字)

        今回の『愛の美学』 Season3 エピソード1「愛の尺度」は、私たちが普段使用している基本的なコミュニケーションに必要なツール、「読む」「聞く」「書く」「話す」の中で、「話す」と「聞く」ことについてお話を進めていく。 1)言葉の言語体系Season2   エピソード10『愛の回転』でも示したが、下の図は、「読む」「書く」「話す」「聞く」という、基本的なコミュニケーションツールの言語体系をまとめたものである。 ご覧のように、円のなかを十字に切り分け、左右を分かつ縦のライン

        • 『愛の美学』 Season3 エピソード 0序  「愛の言語」(1002文字)

          昨年(令和4年)8月からおよそ半年以上、『愛の美学』の連載を休止していた。シーズン1から2に移るときにも、およそ半年の休止期間を置いている。 これは、別に意図してしている訳ではないが、全体の構成や流れを考ているうちに、時間が経ってしまうようだ。 今シーズン『愛の美学』 Season3 エピソード0 序「愛の言語」の目的は、前のシーズン2、エピソード10「愛の回転」で示した「言葉の回転」にあるように、「愛」は「知」であり、言葉自体が「愛」であるという証明をすることにある。

          • 『哲学』の散歩道 SEASON3 「こころ観のこころみ」 Vol.6(3491文字)

            令和5年、桜も満開になった。気付けば、前回の記事から4~5カ月経っている。この間、「時間と空間」、さらには「物質と精神」の結びつきについて思案していたが、思索は尽きない。 やはり、形を通して理解するために、このブログで一貫して検証している『こころの立体モデル』の取り扱い説明が肝要だろう。 そこで、今回も前回までの振り返りも含めて、話を進めていこう。 1)層の存在とは前回の、層の説明であるが、はたしてこれがどれだけ重要であるかは、普段何気なく生活する中で、あるエッセンスを

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          • 『食』「食の安全性」ーこころからの膳ー
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            想環

            今年も想う、君のことを、 いつも、そばにいてくれる、 その姿は、変わらず、 新しい命を紡いで、また ここに現れる。 この命のある限り、 再びここに帰る、 その巡りのなかに、 命の循環がある。 本当の場所に還ること。 それは、僕たちに課せられた、 永遠の課題だ。 桜にまつわる記事

            『数字の象形』《おとぎばなし》「13」最終話(777文字)

            「13」これから、どうなっていくかじゃと? そうじゃのう。 世の中は、平和に向かっていくはずじゃろう。 いまは社会情勢が、とても不穏になっておるがの。 人々の意識は今、大きく変わろうとしておる。 「13」は、不吉な数と言われとった。 ときに、ある宗教の教義においてな。 じゃが、この数の本質的な意味を知れば、それが、吉の前兆、「吉兆」を示す数字であることが分かるはずじゃ。 教義によって大衆を畏れさせ、この数を人々から遠ざけ忌み嫌う数として封印してきたのじゃ。 それ

            『数字の象形』《おとぎばなし》「12」(1386文字)

            前回「11」で語ったように、双対であることを意識できる次元が、十の位の「1」じゃった。 「12」は、一の位に「2」があることによって、「我」と「汝 」の関係性が最終段階を示す象形であることがわかるのじゃ。 「2」のときにも語ったように、「2」は、もともと二元の始まりを示す意じゃった。 そこに十の位の「1」、つまり双対であることを認識する次元が顕れることによって、「12」により本質的に四つの常態が在ることが察知できるようになるのじゃ。 すなわち、「我」に対しての「他」と

            『哲学』の散歩道 SEASON3 「こころ観のこころみ」 Vol.5(2074文字)

            「社会」と「心理」 1)個々人と集団の違い さて、季節はすっかり秋を迎えてしまったが、前回は「主/客」の境界について、図説を交えて解説をした。 今回は、「個々人/集団」の視点から「主/客」の見え方を論じていく。 その前に少し解説を済ませておくことがある。下の図のように、自分軸を中心とした見立てにすると、①と②、③と④のように、「身近」なものと「神」的な、もっとも身から遠い存在までが見えてくる。 そして、この境界に存在する、つまり「身」と「神」の間にある「精」と「体」

            『数字の象形』《おとぎばなし》「11」(836文字)

            「11」前回の「10」でも触れたが、二桁となることは、それ相応の意識変化を伴うのじゃ。 つまり、まったく異なる意識への誘いじゃ。 わしらは未だこの意識には及んではおらんがの。 「1」と「1」の組み合わせは、単なる「1」+「1」のことではない。 はじめの「1」は「自分」じゃが、それは「我」じゃ。つまり自分だけを見つめている「我」の段階なのじゃ。 自我のみが意識されておる。 いままでのおはなしの通り、わしらは「2」から「3」の段階で躓いておるのじゃ。 わしらの意識次元

            『数字の象形』《おとぎばなし》「10」(541文字)

            「10」この「10」の段階をもって、まったく異なる認識のもとに、わしらが持つ意識は、新たな領域にたどり着くのじゃ。 「0」は自らの位置を示しておる。 「1」は我を汝と知っている状態じゃった。この「1」が次の次元に到達することで、我と汝が本当の意味で双対であることが認識できるようになるのじゃ。 これが「10」の持つ意味じゃ。 より広く深い意識をもっており、何事にも囚われず、そこにあるものを見通すことができるようになる。 そう、それは、あの世へ旅立った魂。肉体を離れ霊の

            『数字の象形』《おとぎばなし》「9」(555文字)

            「9」いよいよ誕生の瞬間が近づいたのじゃ。 この世に生を受け、それを全うする。 この再び顕われた勾玉の容が、霊を纏った似姿であると神さまは申された。 個としての生命の仕組みを「8」で受け、自らの視点を以てこの世界に対峙する萌芽をわしらにお与えになったのじゃ。 神なる存在は、大いなる自然の意志を受け、個々の存在の個々の視点を重視するように、大いなる自然を据える位置を私たちにお与えになったのじゃ。 まさに、これが霊化へ向けた第一歩じゃ。 人間から人へ。 その準備のため

            ニュートンとゲーテ「性格」と「強み」 ⑱(2265文字)

            ここでは、人間の性格を構造的に理解するにはどうしたらよいか。専門家としてこころを立体的に捉え、感情や思考、認識や存在、次元や意識の「場」を構造的に把握する「こころみ」をしている。 『ニュートンとゲーテ「性格」と「強み」』は、二人の気質の違いを、ニュートンは客観的で普遍的な「特性」、ゲーテは主観的で多様な「徳性」と捉え、色とこころの構造を検証していく。 ※ ※ ※ 1)色格とは 今回は、色格を構成する主な3つの柱を振り返る。 以上の3つである。 ① 色格の色相環色相

            『愛の美学』 Season2 エピソード 10 「愛の回転」(4024文字)

            『愛の美学』とは今回の Season2  エピソード10『愛の回転』は、言葉の成り立ちと回転を主題に『愛』について述べてみたい。 すでに、『愛の美学』 Season2 エピソード7「愛の段階」で触れたが、愛には大まかに段階があると述べた。それは、意識の段階をまとっている。梯子と同じように、その高さから見る景色は次第に異なっていく。 これら垂直的な段階と、そこから見える眺めの状態、そしてその基盤となるのが水平的な水準である。これらは、すべて「言葉」に関わる。 まずは言葉の

            『数字の象形』《おとぎばなし》「8」

            「8」 数字の「8」の切り込みは、捻じれを意味しておる。そしてまた、中心の場が二つあることも意味する。 「8」つの方向が生まれるのじゃ。 幾何学的には、立方体の面と頂点の関係とにておる。ほんらい「6」だったものが「8」になる。その2つの顕れとは、完全なる自己と他者の存在自体じゃ。 この双対により個体のシステムが出来上がるのじゃ。よいか、この段階ではじめて自然の声を聞き味わうことができる。 この二つがつながるのじゃ。この二つのつながりにより、すべてのものに意味が生まれ

            『哲学』の散歩道 SEASON3 「こころ観のこころみ」 Vol.4(2234文字)

            「身体」と「精神」 1)「主/客」の「境界」 「こころ観のこころみ」Vol.1にて、「身体」の熟語から「身」と「体」の間に「主/客」の境界の存在を見出し、主観/客観、主体/客体の導入として「身体」という語彙を挙げた。今回は、図説を交え、そのポイントをもう一度確認しておこう。 自覚が開く段階に応じて関係性は次のように展開いていく。 ① 客体に触れる私たちが、自分がある(あるいは居る)と感じる以前、つまり自覚がない乳幼児期は、視界に映るすべてのものは自分の体と判断し、自分

            転の謂

            夜が明ける 新しい一日が始まる 想いも新たに 一日を始める いつもの朝日だが それは一度も 見たことのない朝日 今までと全く違う景色が そこにある また陽が沈む いつもの夕日だが それは一度も 見たことのない夕日 あすも そしてその次の日も 見たことのない景色が そこに広がっている 転とは常に転ずること