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消化吸収ツアー7【血糖コントロールといえば・・・】
こんにちは。あやです。 「消化吸収ツアー」7回目は、『すい臓』です。 直接、食べ物が通過する消化器官ではないのですが、消化システム上、大切なんです。 「すい臓」は、小腸の上の方と管でつながっていて、大きく2つの役割を持っています。 1.いろいろな消化酵素を分泌 胃から食べ物が出てくる刺激を受けると、アルカリ性の重曹液を出します。 食べ物が胃酸まみれのままだと腸が荒れてしまうので中和させるんです。 次に、大まかに消化されている脂肪、炭水化物、たんぱく質を、吸収できるほどに小さくするため、それぞれに合った酵素を出します。 これらと混ざることによって、全ての栄養素は吸収されるんです。 では、 すい臓からの酵素が足りていないとどうなるか? ・ 膨満感 ・ いくら食べても太れない ・ 原因不明の疲労感 ・ 食物過敏症 ・ お腹にガスがたまる ・ 低血糖 ・ 栄養不足 ・ 便に、脂肪や未消化の食物が混ざる・・・ 食生活スタイルにより出る症状は違いますが、まぁ、上記のうち、最低一つか、二つは明らかに出てくるでしょう。 そして、もう一つのお仕事。。。 2.血糖値の調整 血液中の糖分が多すぎたら、減らすためにインスリンを出し、少なすぎたら、グルカゴンというホルモンを出します。 この作業が、上手くいかなくなると「糖尿病」や「低血糖」となるわけですね。 血糖の調整は体だけでなく、イライラなど、心にも影響します。 すい臓との関わりが最も大きい糖尿病は、今や4種類もあるんですよ。 <1型> 自分の免疫がすい臓の細胞を破壊し、インスリンが少量、もしくは全く出なくなったもの <1.5型> 1型が早期に発症するのに比べ、ゆっくりと症状が進んで成人になってから発症するもの <2型> インスリンを出しすぎて調整が上手くいかなくなったもの <3型> 血糖が、脳にダメージを与えたもの。 すい臓が、ちゃんと仕事をしてくれるかどうかは、脳にまで影響を及ぼすんですね。 消化酵素不足も、血糖値調整不良も、食生活を見直すことで劇的な回復が見込まれます。 まずは、 血糖値を一気に上げるような食事を避けることや、慢性のストレスを解消するすべを考えるなど、「すい臓」を疲弊させないライフスタイルを心がけてみてくださいね。 では、次回は『肝臓』がテーマです。お楽しみに♪ Love...Aya