消化吸収ツアー4【早食いさん必見!やっぱり良く噛もう】 3 クーリー亜優 2021年10月10日 12:14 こんにちは。あやです。「消化吸収ツアー」今回のテーマは『くち』脳で認識した食べ物を『口』の中へ入れます。口が、唯一、自分の目で見ることができる消化器官ですよね。ところが、目で見えない様々なことが、口の中で、起こっているんですよ。では最初に、「唾液」からいきましょうか。唾液の仕事の中から、消化に関わることを3つご紹介しますね。1:炭水化物を分解する酵素が含まれている真珠のネックレスのように、たくさんの分子がつながっている炭水化物を、ブツッ、ブツッと、大まかに切ってくれるんです。この酵素の効果が無くなるのは、胃の酸で不活性されるまでなので、噛みながら唾液と混ぜている間だけでなく、飲み込んでもまだ1時間ぐらいは続いているんですよ。2:脂肪を分解する酵素が含まれているこの酵素は、逆なんです。口の中では仕事できないのですが、胃の中に入ると、脂肪を消化し始めます。おもしろいでしょ。3:硝酸塩を、亜硝酸塩に変えてくれる硝酸塩とは、緑の野菜などに含まれている成分。それを、舌に住んでいる細菌たちが、亜硝酸塩に変えるんです。で、亜硝酸塩を含んだ唾液を飲み込むと、酸性の胃液により、一酸化窒素(NO)に変わります。つまり、緑の野菜と唾液をよく混ぜると、NOって物質が胃で作られるわけです。NOは、抗酸化作用があり、体内の炎症を抑えてくれます。緑の野菜が健康に良いとはよく聞かれるでしょうけど、それを、よく噛んで唾液と混ぜることが、更なる効果を作り出す、ということですね。さて、口には、もう一つ大事な役割があります。『噛む』ことです。今日は、ちょっと、目線を変えたポイントを2つご紹介します。噛むという動きは、首から頭につながっている血管を刺激します。パクパクと動かすでしょ。すると、ポンプで水をくみ上げるように、血液が脳へ流れていきます。ですので、朝食は、スムージーなどの流動食よりも、しっかり噛むことの出来る食事の方が、脳を活性させることが出来ます。もう一つ、噛むと、耳の下にある「耳下腺」が刺激されます。ちょっと、耳の下を触りながら、モグモグしてみてください。動いていますよね。すると、ホルモンが分泌されて、Tリンパ球という免疫が作られるんです。つまり、噛むことによって、免疫力が上がるってことです。これまた、すごいですよねぇ。 噛む回数を数える必要はありません。大事なのは、・ 噛み砕いて、・ ツバと混ぜること飲み物で流し込まないで下さいね。^^)次回は、『胃』がテーマです。お楽しみに♪Love...Aya #健康 #腸活 #自然療法 #消化 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート